35* 〃 ページ47
。
ふわ .. と香る珈琲の匂いで目を覚ました 。
気付いたら寝ちゃってたみたいで 、でも御丁寧に毛布を掛けてくれてあったおかげで快適だった。
朝10時。僕の家の地方は大丈夫なんだろうか。
リモコンを手に取りぽち、とボタンを押した。
テレビの音に気づいたのか、いふくんがキッチンから顔を出した。
「 起きんのおっそ。 」
『はぁ !? 昨日避難のやつ出てから寝てないんですけど !?』
「あぁあうるせぇうるせぇ .. わぁったって , ほらよ 。」
片手で自分の珈琲を飲み、もう片方で僕に手渡してきた
『ん , ありがと 。』
マグカップを受け取り、テレビに視線を戻すと同時にスマホが鳴った。
っは、として画面を見れば 非通知の電話。
普段はあまり出ないのだが、今日ばかりは秒で出た。
『... もしもし .. 』
「'' ぁ、繋がった ..''」
『ッA !!! 』
半日程しか離れていないのに、
やけに久しぶりに聞いた気のするAの声に、思わず名前を叫んでしまった。
「'' .. いむく ''」
『今何処 !? 何処にいんの !? 』
Aの言葉を遮り 食い気味にそう質問すると、
Aも困惑しつつもしどろもどろに話してくれた。
「''ぇと .. あの後ないくんに電話して .. お話し聞いてもらってた .. ''」
『ないちゃんち.?』
「''ぁ 、 うん 、その後電話したんだけど、繋がんなくって
駅の方まで来て公衆電話で電話してるの、''」
「'' ほとけっち 〜 ? 彼女は大切にしなきゃだめでしょ 〜 ? ''」
少し遠くから聞こえるリーダーの声に 再度安堵し
「ぇ、ないことおるの !? ないこた 〜 ん !! 」
と、自身の耳元で叫ぶ青髪に 再びはぁ、と溜め息をついた
「''ぅえほとけっち まろといんの !?
じゃぁそっちにAちゃん送るわ 〜 . ''」
『ぁ、ありがと、じゃ、また後で、』
「わ 〜 い ないこたん来る 〜 !!」
『うっさいあほ !!』
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「いれいす」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆい - *祐霧*さん» 返信遅くなって申し訳ありません、、、全然遅れて大丈夫です!!ありがとうございます!!! (2022年11月16日 20時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - *祐霧*さん» ありがと〜 (2022年11月14日 19時) (レス) id: 57f06ddef8 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - ゆいさん» 了解です!少々更新遅れるかもしれませんがご了承ください、、! (2022年11月14日 19時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 初コメ、リクエスト失礼します!夢主が女の子の日になって桃くんが看病する、みたいなお話がみたいです!!! (2022年11月14日 19時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» 大丈夫です!めっちゃ理解しました!← 書かせていただきますね! (2022年11月14日 0時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ