倉持洋一に誘惑されました。【ダイヤのＡ】

11 無理やりのキス ページ12

Aside



翔「でも……ここまできたらそんなの関係ないよ。」



鋭くなる翔輝の目。



酷いよ。翔輝くん……。



あ「翔輝くんって………そんな人だったの………？」



翔「そう。こんな奴。君が好きだったから君に優しくした。



君に俺を見てもらいたかったから周りにも優しく振る舞ってたんだよ。」





それって、うわべだけってこと？



腕を掴む力はさっきよりも増していた。



あ「お願いだから……！離して……！」



声の限り叫んだ。



翔「うるさい。」



あ「………！……んっ！」



そのままAは翔輝にキスされた。



すごく……無理やりのキス。



洋一とのキスを思い出す。





とても優しくて……少し大人だったけど、私のことを思いやってくれた。



大切に触れてくれた。





涙が出てきた。



あ「んっ……っ。」



嫌だ。嫌だ。離して……！



助けて……洋一……！

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