顔が近かった ページ1
そ「A、起きろー」
「え、もう朝なの?、おはよ」
そ「ん、おはよう」
気持ちの良い朝だー!…とはならず、今日も眠いなと思いながら重い体を起こす
起こしにきてくれたこの男は、私のお兄ちゃん、一ノ瀬彼方。
普段は私がお兄ちゃんを起こしに行くのに、今日はお兄ちゃんが起こしにきてくれたみたい。
なんか悔しい。
明日こそは私が起こす!と決めて、1階に降りた。
母「おはよう、A」
「おはよー」
お兄ちゃんはお母さんに似てて、顔が整ってる。
お父さんは、そんな言うほど綺麗な顔立ちではない。が、そこまでブサイクではない。
私は…うん、聞かないでね(⌒-⌒)
米と目玉焼きのいい匂いがして、テーブルに食い付く私。
そ「落ち着け落ち着け」
笑いながらも、人のこと言えない、ってくらいの勢いで椅子に座ったお兄ちゃん。
美味しそう…お腹も空いたし、食べるとするか。
「いただきます」
そ「いただきまーす」
手を合わせてから食べ始める。
ちなみに、父は朝早くに家を出て会社に向かってるから、最近は全然会えてない。
久しぶりに会いたいね、なんて話しながら美味しい朝ごはんを食べていた。
目玉焼きを頬張る。
黄身がとろとろ、半熟みたいになってて美味しい。好き。
お母さんみたいに料理うまくなりたいなー…
なんて思っていると。
急に、お兄ちゃんが顔を近付けてきた。
え、ちょ、まっ…
ぺろ、と唇の端を舐められた気がした。
そ「おいし、」
「…え」
そ「…卵、口ついてたから。ごめん、舌で取っちゃって」
「いや、別に気にしてない…ありがと」
一瞬、唇が合わさるのかと思ってドキドキした。
でもそれ以上に、お兄ちゃんの舌の熱でびっくりした。
いや、舐められるとは思ってなかったから。
ただそれだけ。
そ「可愛かった」
そう言って笑うお兄ちゃんが、女タラシに見えたのは秘密。
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ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (10月3日 23時) (レス) @page2 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
1:04 §あずくん§(プロフ) - シルクロックさん» はじめまして!コメントありがとう!推しは書いてるとどうしてもかっこよくなってしまうんですよねwそらるさん大好きなんで!w更新頑張ります!楽しみにしててね!! (2021年6月28日 22時) (レス) id: 5224cda9d2 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - 初めまして(o_ _)o))ものすごく面白いです!!!そらるさんカッコいい!まふくんとの絡みも気になります!楽しみにしてますね☆ (2021年6月28日 21時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
1:04 §あずくん§(プロフ) - うさ@Bscさん» ありがとう!!うささん(でいいのかな!)めっちゃコメントしてくれてるから認知済!!これからも更新がんばるね!! (2021年6月27日 8時) (レス) id: 5224cda9d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あず | 作成日時:2021年6月24日 23時