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生徒会室にて。�� ページ13
私「あの、蓮巳さん…」
無言が辛くて、思い切って話しかけると、蓮巳君はハッとしたようにこちらを向いた。
蓮「なんだ？」
私「連れ出してくれた事、正直助かりました。
ありがとうございます。」
蓮「ああ、そんなことか。気にするな。
俺も少々強引に連れ出したからな。
ただ、あいつらも悪気が
あったわけじゃないんだ。
暫くは煩いだろうが、
気にしないで貰えると助かる。」
私「ふふ、はい。お心遣い感謝します。」
ツンデレさんなのかな？
思わず笑うと、眼鏡を指で抑えて気まず気に視線を逸らされた。
そして、また始まる無言。
…つらい、つらい、つらいよぉおおおお！！
私「あと、その…何故私を生徒会室に？
編入の必要手続きは全て終えた筈ですが…」
蓮「それは行けばわかる。
…ほら、着いたぞ。入れ。」
重厚な扉を蓮巳君が開いて、私に入るよう促す。
一つ深呼吸してから、私は足を踏み出した。
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作者名：キャベツの芽 | 作成日時：2017年12月18日 10時
