髪もスッキリ ページ10
鋏を取り出し、首の後ろにあった髪を掴んで、そのまま切った。
ジャキッ
はらはらと髪が少し落ちてしまった。
思い切りの良い髪の切り方でよかったのではないか。
レ「わははー！！！！！お前っ！やっぱ面白いな」
とレオは、インスピレーションが湧いたらしいのでどっか行ってしまった。
凛「……びっくりした」
凛月が少し傷ついた顔をしていた。少し、胸がズキっとした。
嵐「きゃーー！！カッコいい！カッコいい……けども！切り方が雑過ぎて毛先、ザクザクよ！？」
あとで手直しよ！？と怒られた。ごめんって。
司「あ、あ、危ないでしょう！？」
司が此方にきて、頭をチョップしてきた。痛い。
泉「こんなことするやつこの世に居るんだ」
怒られた。ごめんって。
レオを除くみんなから、
「首が傷つかもしれないでしょうが！！」
だそうだ。ごめんって。
その後、放課後の数分だけ、嵐くんの美容室が開催され、みんなに見られながら、髪を切られた。
嵐「……うん。イケメンだわ。少女漫画に出てくる王子様系のとなりにいそうな黒髪イケメンだわ。」
不思議な褒められ方をされて驚きました。
嵐にいつか御礼をするとして、夏目に会いに行く。
夏「……やっときタ。朝と髪型変わってるけどどうしたノ？」
A「邪魔だから切った。」
夏「……父親みたい二？」
心臓がドクっと鳴った。壊れたテレビの音みたいに途切れ途切れの情報が流れてくる。
夏「キミたちの種族……少しだけ情報が入ってネ。」
ツカツカとそいつの方向に近づいてそのまま、押し倒すように倒した。
夏「……痛イ。急にな……二。」
俺の顔は今どうなっているのだろう。
A「俺の父親がどうした。ふふっ。その情報を手に入れてどうしたいの？金？権力？それとも……俺の身体？」
夏「……少し気になったダケ。完璧超人ノ崩れた顔が見たかったノサ」
拍子抜けしてしまった。
A「あはは！どうだった？下から眺めた感想は？」
夏「怖かっタ。背徳的だったネ」
そう言われた瞬間、顔をぐっと近づけた。
夏目の顔が真っ赤に染まる。
A「……大人をからかった罰だ。しっかり受け取りなさい」
そう言った瞬間、彼にキスをした。すぐ離したが。
A「どう？……物足りないって顔してるね。」
夏「……してない！！！！！」
そのまま立ち上がって、夏目に向かってこう言い放った。
A「父親のこと少しでも言ってみろ。……今度は忘れられないくらいの罰をあげる」
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味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張って更新します！！ (2020年1月5日 22時) (
レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味付けのり | 作成日時：2019年3月16日 19時
