【赤司征十郎】君の仰せのままに−執事シリーズ−

執事【2】−赤司SIDE− ページ3

あ「部活…?それはなに?」







赤「部活というのは、学生や生徒が始業前や放課後に行う運動部、文化部などのクラブ活動のことです」






あ「征も、その部活というものに所属するの?」







赤「…はい」







あ「じゃ、じゃあ私も!」







やっぱりそうきたか。








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赤「ダメです」







あ「どうしてよ!」






赤「世間知らずなAお嬢様にはまだ早すぎます」






俺がやると言ったものは必ず自分もと、Aお嬢様は言ってくる。






だから部活のことは黙っていようと思ったが、そうもいかないらしい。






あ「世間知らずって…だから高校に通うってお父様に言ったんじゃない!」






赤「そうは言いましても…Aお嬢様には危ないです」






あ「…だから征と同じ高校にしたんじゃない」






そんないじけた顔をされると、さすがにダメとはきつく言えず。






赤「……はあ、分かりました。






じゃあ、お嬢様はなにがやりたいですか?」






あ「征と同じものがいいわ!」






昔から一度やると決めたことは曲げないAお嬢様。








・








だが、そんなわがままな性格な彼女に密かに想いを寄せている。








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お嬢様と執事の恋はタブーだ。

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