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ー支える誰かー ページ10

真姫side


夏音「真姫さん、お兄ちゃんは学校でどうですか?」


病室で夏音からそんな話をされる。


真姫「そうね。
毎日楽しそうよ。」


夏音「お父さんが死んじゃってから
一人で家のことも頑張ってくれて、
私のことも看てくれて、正直すごく大変だと思うんです。」


真姫「でも、学校でそんな素振りを見せたことはないわ。
ほんと・・・強い人よね。」


夏音「違いますよ。
お兄ちゃんは、たぶん弱いです。
だから誰か、支える人が必要だと思います。」


真姫「夏音なら支えてあげられるんじゃない?」


夏音「いやー、私はいつどうなるかわかりませんから…」


真姫「そんなこと言わないの。」


夏音「はーい…」


真姫「でも、支えてくれそうな人、心当たりはあるわよ。」


夏音「ほんとですか?」


それから少し会話をして、病室を出る。


A「あ、真姫。
来てたの?」


真姫「あら、Aじゃない。
ええ、もう帰るけどね。」


A「いつもありがとね。
仲良くしてくれて。」


真姫「別に、あなたのために仲良くしてるわけじゃないわよ。
それより少し話があるんだけど…」




Aside


病室へ入る。


夏音「あ、お兄ちゃん。
さっきまで真姫さんいたのに。」


A「うん、さっき会ったよ。」


夏音「ねぇいきだりだけどさ、もしも私が死んじゃったらどうする?」


そんなことを言われ、夏音のほっぺたをつねる。


夏音「い、痛い痛い…」


A「変なこと言うなよ。」


夏音「でもわかんないよ。
お母さんもお父さんもそうだったでしょ?」


A「そのときはそのときに考える。」


夏音「ダメ。
そんなだとつぶれちゃうよ…」


A「じゃあどうすりゃいいんだよ…」


夏音「海未さんと会ってみたい。」


A「は?」



急にそんなことを言われ、かなり困惑した…

ーお願いー→←ー不安ー



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エポナ(プロフ) - ガンさん» そうですね!! 確かにその方がいいかもしれませんね♪ この作品からそれを考慮するか次作からするかを検討します。 (2014年9月21日 1時) (レス) id: 3c25d5690e (このIDを非表示/違反報告)
ガン - 男主の友達の名前も設定できたら良いですね (2014年9月20日 23時) (レス) id: 2865fa2611 (このIDを非表示/違反報告)
エポナ(プロフ) - 匿名さん» なるほど… そんな大事なことを教えていただきありがとうございます!! (2014年9月10日 16時) (レス) id: ab30f27b4d (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - エポナさん» オリジナルフラグを外さないと、違反になってしまい、その作品が消されてしまう場合があるんです。質の悪い方ですと、自作発言をしてる……とか言われてしまう場合もあります。作品を守りたいなら、ルールを守らなければならないんです。 (2014年9月10日 16時) (レス) id: aad46145af (このIDを非表示/違反報告)
エポナ(プロフ) - 匿名さん» 外しました!! ただつけたり外したりすることで何かあるんですか? いまいちよくわかりませんでした(笑) (2014年9月9日 21時) (レス) id: 3c25d5690e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリミア x他1人 | 作成日時:2014年9月7日 3時

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