ラブライブ！〜お調子者としっかりもの〜

ー噂話ー ページ8

海未side


朝の学校。

そこで女子生徒の会話を耳にする。


｢昨日ね、西木野さんと河波先輩が一緒に帰ってるの見たよ。｣


｢あ、私も前に見たことある!!
付き合ってるのかな？｣


真姫とAが･･･

確かに昨日は一緒に帰っていたけど、


｢だとしたらお似合いのカップルだね♪｣


海未｢･･･｣


穂乃果｢海未ちゃん、行くよ。｣


海未｢あ、はい…｣


スクールアイドルである真姫とそのマネージャーのA。

学校でもライブをやったりもした。

それなりに有名だろう。

そんな二人の噂が広まるのは遅くはなかった。



クラスでもその噂を耳にした。


｢ねぇ穂乃果、真姫ちゃんとA君って付き合ってるの？
そんな噂があるけど…｣


穂乃果｢うーん、たぶん違うと思うよ。
一緒に帰ってるのも帰り道が一緒だからだし…｣


正直そんな話を聞くのはつらい。

違うと思いたいけど、真姫は確かにかわいい。


それからAも登校してきたが

その日は1度も話すことはなかった。



Aside


A｢なんか変な噂が回ってるみたいだな…｣


真姫｢そうね。｣


俺は部室で悠弥と1年3人としゃべっていた。


花陽｢真姫ちゃん、ほんとにA君とお付き合いしてるの？｣


花陽が真姫に問いただす。


真姫｢違うわよ。
そんな風に見える？｣


凛｢真姫ちゃんが動揺してないにゃ…
これはほんとうにゃ…｣


真姫｢どうゆうことよ!!｣


凛｢うわぁー痛いにゃー!!
ごめんなさーい…｣


真姫が凛のほっぺをつねる。


花陽｢どうしたのA君、今日なんか元気ないね。｣


凛｢確かにおとなしいにゃ…｣


A｢え、そうかな…
･･･そんなことないよ!!
よっしゃ、みんなくるまでトランプやろうぜ!!｣


凛｢この前のリベンジにゃー!!｣


おとなしい…か…

本来はそうなんだけどな…

それにしても元気がないのはなんでだろう…

そういえば今日、海未と話してないな…


その後みんなが集まり、練習を開始する。

練習後も病院へとむかったためその日は海未と話すことはなかった。

ー不安ー→←ー病院ー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す