あかしさん ページ4
敦に好きな人ができたようだ。
荻原A、彼女は嵐のような人だ。
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『赤い髪・・・ぁ』
鈴のような綺麗な声で思わず足を止めてしまった。俺と同じくらいの身長で、女子としては大きなほうだった。
赤「おや、君・・・」
小学生だったころ、1度社交ダンスのパーティに出たことがあった。
彼女のその声を俺は聞いたことがあったのだった。
『やっぱり?』
向こうもこちらを覚えてくれていたようだ。
赤「ああ。覚えているよ、君は・・・」
とても素敵な演技を披露していた。競技ダンスのジュニア部門で文句無しの1位を誇っていた。
『やっぱシャンク〇だよね、意識してるよね』
・・・まさかのシャン〇スに僕はただ驚き、目を見開くだけだった。
『似合ってる似合ってる。すごいすごーい』
それだけ言ってもう行ってしまった。彼女はとても気だるげに、ただ姿勢は正しくしててくてくと歩いていってしまった。
赤「〇ャンクス・・・」
そう褒められて嬉しくなってしまった俺は、1体何だったのか。彼女はどうしてそんなに変なのか、俺自身の中で彼女についての謎は深まるばかりだった。
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赤「まぁたしかに、お似合いだがな」
と、言うより、ぴったりだと俺は感じた。きっとほかの皆もそう思っているのだろう。俺にはわかるのだから。
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つゆロロ(プロフ) - あひるさん» ありがとうございます。荻原ちゃんの楽器についてですが、お好きなものを想像してください(笑)私的にはバリトンやユーフォなどの低音楽器をイメージしておりますが。初コメントうれしいです!これからもどうぞ、見守ってくだされば幸いです((*_ _) (2017年11月20日 19時) (レス) id: 3fbfa2c7b2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!因みに夢主ちゃんの楽器はなんですか? (2017年11月20日 1時) (レス) id: a0a203a011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆロロ | 作成日時:2017年11月7日 0時