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第1話 ページ1

目が覚めた。それはそれは
とてつもなく清々しい目覚めではなかった

だって…
見知らぬ5人が覗き込んでいたから

「っ!?イッタ!?!?」

「おい!!!!起きたぞ!!!!」
「うるせぇよ一緒に見てたんだから分かるわ」
「ちょっとうるさいじゃん!!」
「いや〜ブラボー♪起きた起きた♪」
「ちょっ皆静かに!」

一気に話しかけてきたし!
誰だかわかんないし!!
私は聖徳太子じゃないし!!!

「あの…此処はどこなんですか?誰ですか?」

「喋った…喋ってるぞ!!!」

「聞こえてるわバカ!」

紗羽「んん!此処はnascitaっていうCafeよ今居るのはそのCafeの地下。私は滝川紗羽フリーのジャーナリストをしてるわ。よろしくね」

戦兎「俺は物理を研究をしてる桐生戦兎…これは〜…筋肉バカと覚えてくれたらいい」

龍我「おい!!!!筋肉バカとはなんだよ!!!
たくっ…俺は!!…俺は万丈龍我、訳あって今は指名手配されてるけど俺は殺してなんかないからな!!その冤罪を晴らすために!…今は身を隠してるっつーかなんつーか…」

美空「はいはい、説明長いよ私は石動美空!こっちは私のお父さん!」

マ「ここのCafeを経営してるマスターの石動惣一です、俺が作る珈琲は美味いよ〜♪」

「私は…私は」

龍「なんだよ自分の名前くらいわかんだろ?」

美空「…まさか」

戦兎「そのまさかだったりしてな」

マ「覚えてない?君が昨日この近くで倒れていた事もその前の事も?」

「ごめんなさい…思い出そうとすると頭が痛くなって」

マ「いいよいいよ、そんな無理して思い出そうとしなくてもゆっくりこれから思い出していけばいい!ね!戦兎くん?」

戦兎「僕と同じ状況、もしかしたらこの子もファウストだったんじゃ…でもどうやって人間に戻れたのか…興味が湧いてきた」

龍我「ふーんま、いいんじゃねぇか?名前も記憶もねぇ奴を1人にさせる訳にも行かねぇし」

美空「なによあんた優しいとこもあんのね〜」

龍我「うるせぇなぁ!」

マ「とにかく此処に居なさい、これからの事は後々♪今は傷の回復と体力回復しなくちゃね♪ご飯作ってくるよ!」

紗羽「よろしくね♪」

「ありがとうございます、迷惑かけてすみません早く思い出します。それまでよろしくお願いします。」

これから何があるか
何が起こるが
そんなのは誰もわからない

第2話→



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作者名:MEIKO920 | 作成日時:2017年11月23日 23時

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