【学生松】どうして、【水陸松】

7《そうだん》 ページ8

貴方｢……、いいのかな｣

チョロ松｢なにが？｣

貴方｢わっ…！？ちょ、チョロ松くん……｣

いつの間にか、隣にいるチョロ松くん。

びっくりした…。

チョロ松｢どうしたの？悩み事？｣

貴方｢だ、大丈夫…。そんな大したことじゃないから……｣

チョロ松｢ふぅん？ねぇ、そんなに僕のこと頼りない？｣

貴方｢え…？｣

チョロ松｢本当に大したことないの？……それとも僕に関係することとか？｣

図星、だ。

貴方｢…ちょ、チョロ松くん……っ、違うの…。チョロ松くんは頼りにしてるよ…？だけど、チョロ松くんばっかり頼ってると…ダメだと、思って……｣

頼りにしているのは本当。

だけど、嘘をついた。

チョロ松｢…そうだね。僕ばっかに頼っててもダメだよね。でも、出来るだけ僕に相談してよ、ね？｣

貴方｢うん…。ありがとう、チョロ松くん｣

☆

お昼。

チョロ松くんは先生に頼み事されたらしく、遅れるらしい。

なぜ、保健室なのかわからない。

だけど、今日は先生いないみたい。

チョロ松｢ごめん！A。待たせちゃったよね？｣

貴方｢ううん。全然大丈夫だよ｣

チョロ松｢昨日、一緒に帰れなかったよね？｣

貴方｢っ…、うん｣

昨日の嫌な記憶が過ぎる。

チョロ松｢だから、昨日の分、愛してあげようと思って｣

貴方｢えっ、チョロ松くん？｣

チョロ松くんが近づき、私の口を塞いだ。

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