【学生松】どうして、【水陸松】

23《おしえる》 ページ24

貴方｢……カラ松くん｣

カラ松｢なんだ？｣

貴方｢私がなんでここにいるってわかったの？｣

盗み聞きした、なんて言えず

カラ松｢それは…、チョロ松に聞いたんだ｣

と言った。

カラ松｢迷惑、だったか？｣

貴方｢そんな、そんな！……全然迷惑じゃないよ。寧ろ嬉しいくらいだよ。ありがとう｣

へにゃ、と可愛らしい笑顔。

うう、可愛い…。

カラ松｢……、A。そんなことを簡単に言うんじゃないぞ？｣

貴方｢え……？｣

ガシリ、とAの肩を掴んだ。

カラ松｢男って言うのは、狼だからな。そんなことを言ったら男は勘違いして、襲われちゃうんだぞ。分かったか？｣

貴方｢う、うん？｣

Aよく分かっていないようだ。

仕方ない、少し…恥ずかしいことをしなければならないな……。

カラ松｢…わからないか？｣

貴方｢えっ？な、なにが？｣

カラ松｢さっきの事だ。よくわかってないだろう？｣

貴方｢、仰る通りです……｣

カラ松｢…こういうことだ｣

Aを抱っこして、ベッドまで運んだ。

貴方｢うわっ！？｣

そして、馬乗りをした。

貴方｢か、カラ松くっ……｣

カラ松｢……と、こんなふうになるんだ。分かったか？｣

サッと馬乗りをやめて、退いた。

心臓ばくばくで、もう破裂しそうなくらいだ。

貴方｢……わ、分かったよ｣

教えてくれて、ありがとう。と言ったA。

顔を赤くしたA、可愛かったな…。

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