第5話。 ページ6
カラ松side
「そろそろ、帰るな。栄養と睡眠、十分に気をつけろよ。あと…、」
「分かってるって！心配しなくても、栄養も睡眠も十分に気をつけるし、なんかおかしいと思ったら、病院に行くから」
カラ松くんは私のお母さんじゃないんだから！と笑うA。
「……そうか。なら良かった。また明日な、A」
「うん、また明日…」
手を振って、見送ってくれるA。
ガチャリ、とドアを閉めて、自分の家に帰ろうとしたら、背後から、見覚えのある声が聞こえた。
「まぁた、行ってたの。カラ松」
「……おそ松か。そうだが、それがどうかしたのか？」
「いや、べっつにぃー？」
なんにもないよーん、と目を細めたおそ松。
なんか企んでるのか、なんて言いたくなるが、やめておこう。
「…そうか」
「Aちゃん、お花屋さんやるの？いつから？」
なんで知ってるんだ、と思いながらも知らないと答える。
「まだ知らん」
「ふぅん」
まだ知らねぇのかあ…なんて、ガッカリするおそ松。
「……そんなこと知ってどうするつもりだったんだ？」
「カラ松に化けてちゅーし……いでっ！！」
馬鹿なことを言うおそ松にチョップをお見舞した。
「そもそも俺とAは付き合ってない！」
と、言って。
おそ松は頭をさすりながら、
「冗談に決まってんじゃん……」
なんて言っている。
「お前が言うと冗談に聞こえない」
「何拗ねた顔してんだよー！今日は唐揚げだから元気だせって！」
「拗ねてない！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
金平糖(プロフ) - 夢沢夏美さん» わざわざコメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新は遅いですが、気長に待ってくれると嬉しいです…！ (2018年9月2日 22時) (
レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - お買い上げありがとうございます！一読者として楽しみにしてまーす！設定はもう任せますからお気になさらずー！ (2018年9月2日 21時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：金平糖
| 作者ホームページ：(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ
作成日時：2018年9月2日 21時
