第13話。 ページ14
貴方side
カラ松くんが倒れていたのは、一日前のこと。
「ふぅ…」
どさり。
ベンチに荷物を置いて、少し休むことにした。
今は夜ご飯の買い物の帰り。
んーっと伸びをしながらカラ松くんのことを考えてしまった。
「はーぁ……」
今日はカラ松くんがいなかったから、少し寂しいなっていう気持ちもあるけど、きっと忙しかったんだと、そう思い込んだ。
でも色々考えてしまう。
もしかして、お仕事し始めたのかな…。
でも…仕事し始めたら、カラ松くん私に言うなんて言ってなかったっけ……。
それともハローワークに行って、探してたのかな。
「……そろそろ行こうかな。悩んでてもしょうがないし」
よいしょ、と荷物を持って歩いた。
ふと、この場所になんだか物足りないと感じた。
「……あれ、おでん屋がない…」
そう言えば、カラ松くんがよく行くというおでん屋さんがない。
やめちゃったのかな。
それは無いか。
多分別のところでやってるんだろうな。
「ああ、もう日が暮れちゃった。早く帰らないと」
私は足を早めて、歩いた。
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金平糖(プロフ) - 夢沢夏美さん» わざわざコメントありがとうございます!とても嬉しいです!更新は遅いですが、気長に待ってくれると嬉しいです…! (2018年9月2日 22時) (レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - お買い上げありがとうございます!一読者として楽しみにしてまーす!設定はもう任せますからお気になさらずー! (2018年9月2日 21時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ
作成日時:2018年9月2日 21時