第10話。 ページ11
「おい！聞いてないぞ！チビ太やめてえええ！！おろしてぇぇぇぇ！！」
太い丸太に結ばれて、その下には火が燃え上がっている。
チビ太はスピーカーを持って、寝ているであろうbrother達に声をかけた。
って言うか、俺はそれどころじゃない。
「やい！バカ兄弟ども！カラ松が本当にどうなってもいいんだな！このままじゃ死んじまうぞ！」
「もう死ぬぅぅぅぅぅぅぅ！！！」
もう足が熱い。
このまま燃えるんじゃないか、と思うくらい熱い。
「バカかお前バカ！早くおろせよチビ！ハゲ！死ねっ！ボケッ！」
「こいつのことを本当に愛しているのなら、助けに来やがれ、バーロー！！」
そうすると、brother達が寝ている襖が開いた。
「おう、出やがったな！さぁ、おいらを倒して助けてみやがれ、こんちくしょー！！」
「！！」
サッと、武器らしきものを構えたbrother達。
「来やがれっ！」
あぁ、俺を助けに来てくれたんだな、brother。
一瞬でも、そう思った俺を殴ってしまいたい。
brother達は俺を助けるつもりはなく、叫んでいるチビ太を黙らせるためだった。
ブンッ、と投げられたものは全部俺の顔面や頭蓋骨に命中。
鈍い痛み。
意識が遠のいていく。
最後に見たのは、brother達の顔だった。
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金平糖(プロフ) - 夢沢夏美さん» わざわざコメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新は遅いですが、気長に待ってくれると嬉しいです…！ (2018年9月2日 22時) (
レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - お買い上げありがとうございます！一読者として楽しみにしてまーす！設定はもう任せますからお気になさらずー！ (2018年9月2日 21時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖
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作成日時：2018年9月2日 21時
