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こくはく ページ18

夜11時。


なかなか寝付けない僕はアジトのリビングに
向かい、何か飲んでゆっくりしようとした。


もう皆、夢の中で昼間の賑やかさはどこへやら
素晴らしいほど静かだった。

リビングの電気をパチリ、と付ける。


カノ「ふぅー、」

ソファに腰をかける。

テーブルに目をやると、緑のボーダーのティーカップが置かれていた。

しかも中には飲みかけのコーヒー。

カノ「僕以外にも誰か起きてるのかな…」

ふと、窓に目をやると、キドが星を見ていた。

僕には気づいてないみたいだけど。

僕は窓を開けてキドに話しかけた。


カノ「キドー、何してんの?」
キド「カノ…?」

キドが振り向いた。

キド「…なんでもない、眠れなくて」
カノ「…?キド、目尻赤いよ…どうしたの…」

僕はキドの目尻を人差し指で優しく拭う。

キド「………」
キドは黙って俯いた。

カノ「…?キド…?」




キド「ぅ…、セトがマリーと目の前で
仲良くしてるの…っ、もう見たくなぃよ…」

キドの目から涙がせきを切ったように
溢れ出す。

僕の前で小さく肩を震わせ泣き出すキドの姿は

もうメカクシ団の団長ではなく、

普通の女の子だった_________


キド「……っ、もうやだょお…っ!
どうしたらいいかわかんないょぉ…っ」


僕は女の子のキドを、優しく抱きしめた。


カノ「………辛いなら、もうやめなよ」
キド「…ぇ…?」

カノ「セトなんかやめて、僕にしなよ」




*********************

時間たつの光の速さなみですみません!(⌒▽⌒)

星→←知らない



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設定タグ:カゲプロ , カノキド , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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どれみ - すっごいおもしろかったです (2016年8月17日 8時) (レス) id: 9d5f180ebf (このIDを非表示/違反報告)
mirry - お疲れ様です。ジャニーズネタ、頑張ってください!あと、申し訳ないですがデートのお話みたいです。時間があったらお願いします!まじすいません! (2016年2月11日 7時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずたま | 作成日時:2015年3月2日 19時

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