元彼は学校の人気者【宮侑】【角名倫太郎】 (ページ8)

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7.不動の学年一位ページ8

水曜日昼

「「「「え？」」」」

侑「なん、え？そんなゴジョーダンを」

『冗談なんかじゃないよ。君ら全員

1科目は赤点取ってるでしょ？

特に侑と、治は2.3個は赤点でしょ。』

銀「…せやけど」

角「なんで、赤点逃れたらいいの？」

『ただ単に面白そうだから。

って言うのは嘘で、

"私を入部させることがどれだけ本気なのか"

試したいから。』

侑「俺らは本気や！」

『知ってる。

でも、大丈夫だよ。絶対赤点なんか、とらせない。

私の順位知ってるでしょ？知らない？』

角「あっ、忘れてた

百瀬さん。不動の学年一位じゃん」

「「「あっ！！！」」」

銀「そういえばそうやったな」

治「焦って損した」

『結局は個々が勉強頑張らなきゃいけないけど、

私が出来る限り教えるからね。

あ、それぞれ苦手な教科の専用問題でも作ろうか？』

角「！何それ！メチャ欲しい」

侑「俺も！」

治「俺も！」

銀「俺も、ええかな？」

『いいよ。じゃあそれぞれ苦手科目教えて』

侑「俺は、数、英、科」

治「俺は、国、社、英」

角「俺は、科学」

銀「俺は社、英が…」

『ほー、侑が一番問題児だね。

数、英、科って今回めっちゃ範囲広いじゃん』

侑「そうなんや！助けてくれ！」

『週末、部活あったりする？』

角「無いよ。テスト週間」

稲荷崎はまあまあの進学校なので、強豪の部活も停止をして、テストに励まなければいけない。

『なら、私の家で勉強会しよ。

その時に専用問題あげる。

だから、それまでに提出物ある程度終わらせておきなね』

「「「「うっす‼」」」」