『黒子のバスケ』通行人少女Ｘの憂鬱『トリップ』

用意周到 ページ43

桃井ちゃん達に過去の話を教えて、なんとなくすっきりした翌日―――



『・・・ライブ？』



学校から帰ってきた私に、シルバーの所に、ライブのオファーが舞い込んできました



零「えぇそうよ！発売から１週間でもうミリオン達成！ＴＶ出演も多数！ライブせずにどうするの！？」



日程を聞いたら、来週の日曜らしく・・・私が断ったらどうするつもりだったんだろう・・・



零「あ、詳しい書類事務所に置きっぱなしだったわ！ちょっと待ってて！」



そういうなり緑間さんは私を置いて事務所に戻ってしまった



―――――一人息子も、一緒に残して



『・・・さて、どうして緑間はここにいるのかな？』



緑間「・・・書類整理を手伝ってほしいと言われて呼ばれたのだよ」



緑間さん・・・アホゥ！



『まぁいいや、ってかライブやるとして何歌えばいいんだろう？』



ぼそっとつぶやいたら、緑間は無言で何か・・・プリント？を出して私に見せた



緑間「シルバーの人気曲ベスト１０なのだよ」



用意周到だなおい！



『・・・ありがと』



ツラツラと書かれている紙に目を向けると、１０曲ほどの曲名が書かれていた



１、千本桜

２、カゲロウデイズ

３、天ノ弱

４、六兆年と一夜物語

５、東京ティディベア

６、深海少女

７、ハートブレイク・ヘッドライン

８、ハッピーシンセサイザ

９、カミサマネジマキ

１０、インビジブル



『・・・これでいいか』


ぶっちゃけ、考えるのが面倒臭い


緑間「ライブ中もお面をつけるのか？」


その質問に、当たり前でしょ、とだけ返して会話は終了した

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