『黒子のバスケ』通行人少女Ｘの憂鬱『トリップ』

テレビ出演 ページ24

桃井ちゃんと友達になった日、家に帰ってきたらリビングに緑間さんがいた


私が正面に座ったのを確認すると、待ってましたとばかりに口を開き始めた


緑間「ねぇ、テレビ出演してみない？」


・・・と、開口一番そういったのだ


『テレビ出演、ですか・・・顔出ししないならいいですよ』


すると、断られると思っていたのか緑間さんは驚いていた


緑間「い、いいの？本当に？やった！！」


『あ、でも頼みが・・・テレビでるなら、顔隠したいんで・・・お面つけてもいいですか？』


そのくらいなら構わない、とのことなので自分の部屋からお面を持ってきた


ちなみに、そのお面は木製で、キツネの顔をしている


余談だが、小１の時にお祭りで買ったやつだ


緑間「・・・いいわね！すんごいミステリアスな感じで！‘‘ミステリーアイドル、シルバー’’みたいな感じで売り出せるかしら！！！」


いつも思っていたが、なぜこんなに緑間さんはハイテンションなのだろうか・・・？


緑間「ナイスアイディアなのだよ！」


・・・なのだよ・・・？


私が‘‘なのだよ’’を疑問に思ったのに気付いたのか、緑間さんは説明し始めた


緑間「‘‘なのだよ’’っていうのはね、私の息子の口癖なのよ、ふふ、面白いわよね」


・・・緑間真太郎かぁぁぁ！！！


うわ、すっかり忘れてた・・・そうだよ、苗字同じじゃん・・・


そんなこんなで、テレビの収録が来週あるということや、収録場所を教えてもらって終わった

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