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『・・・大丈夫・・・じゃないよね』
大丈夫じゃないのは見れば明らかだった
痣、擦り傷、切り傷、打撲・・・生々しい
桃井「・・・あなたも?」
ようやくしゃべりだしたと思ったら、私を見るその目が冷たいことに気付いた
桃井「あなたも!私を利用しようとしてるの!?急に現れて恩着せて!!なんなの!?」
・・・原作には桃井ちゃん荒みフラグはなかったはずだが・・・
きっと、キセキのみんなといるから妬みのターゲットにされたんだろう
『興味ない』
まぁ私には関係ないけどね
桃井「は・・・?」
『あなたを利用とか、興味ない。っていうか、人間すら興味ないからね。イケメンがいようと、媚び売ってる人がいようと、どうでもいい。
私が今回あなたを助けることになったのは、私がいるところにあなたたちが来たから
おちつける場所、一人になれるところに害虫が現れたから駆除しただけ
ただそれだけよ。考えすぎ』
そんなことを言われるとは思わなかったのか、桃井ちゃんは呆然としている
残念だが、これが本心だ
いま私は立っているため、見下ろす感じになっている
だからしゃがんでまっすぐ向き合った
『・・・泣きたいなら泣けば?私は音楽聴いてるし、目もとじてるから』
そういうと、桃井ちゃんは私の肩に顔をうずめて泣き始めた
だから私は言った通りイヤホンをつけて、目を閉じた
今は、肩が冷たくなっていっているとこも、震えていることも、時々うっすら聞こえる嗚咽も、気づいていないことにしよう
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REVERSI - 主人公、カッケエェ!(*´∇`*) (2014年1月3日 6時) (レス) id: 52b3d1c534 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - 黒セイバーさん» 作りなおしました題名は、「flag建設少女Xの憂鬱」です (2013年7月15日 17時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
黒セイバー(プロフ) - あの、初めまして、黒セイバーと申します。えっと、この小説、すごく楽しみにしていたんですが、続編がフラグたっていて、しかも、追い打ちをかけるようにパスがかかっているのですが、どういうことですか? (2013年7月15日 16時) (レス) id: e1438f5646 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - クルトンさん» (>∀<)ノシイエーイ☆ (2013年7月14日 21時) (レス) id: b76c5499ab (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - pinoさん» ですね(*≧▽≦)ノシ)) (2013年7月14日 17時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
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