【黒バス】これが私達のバスケだ

第23Q ページ24

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黄瀬「スポーツなんて勝ってなんぼじゃないっスか。それより大切な事なんてあるんスか」


『私もだよ。アイツに誘われて始めたバスケだったけどアイツが、征が笑ってバスケしてる所見たら自然とバスケが好きになった』


黒子「僕もこの前までそう思ってました。だから、何がいけなかったのかはまだはっきりと分からないです。ただ…僕はあの頃バスケが嫌いだった」


『え？』









そんな事、話してくれた事ないじゃん


なんで、一人で悩んでたの。やっぱり私じゃ頼りない？


幼馴染一人に何も言えなかった私じゃ…









黒子「Aさんはとてもすごい人ですよ」









私に笑いかけるテツは本当にそう思ってるようでとても優しかった









黒子「だから、火神君に出会って本当にすごいと思いました。心の底からバスケットが好きで、ちょっと怖い時や腐った時もあったみたいだったけど、全部、人一倍バスケに対して真剣だからだと思います」


黄瀬「分かんねぇっスわ。けど、一つ言えるのは黒子っちが火神を買うのがバスかの姿勢だとしたら、黒子っちと火神はいつか、決別するっスよ」









それは、まるでテツと青峰の事を言ってるよう


多分、そうなんだろうけど、このチームなんだ。そんな事は絶対にないよ









火神「テメェら、何フラフラ消えてんだよ」


『火神！』


火神「……よぉ」


黄瀬「聞いてたんスか」


火神「聞いてたじゃねーよ。何お前いきなり黒子と藍川拉致ってんの」


黄瀬「はあ？ちょっとくらいいいじゃないっスか」


火神「帰れねーんだよ。監督が責任あるってうるさくてよ」









火神と黄瀬が話してる時、ストバスの方から声が聞こえ、見てみると最低な事をしている人達がいた


それはテツも見てたみたいで同時に足を進めた


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