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ページ4

『よっと』

「っわぁ!」

『ココ最近まで一般人だった癖にはいい太刀筋だ、夏油と真希にしごかれたか。』

「あ、ありがとうございます」


床に座っている乙骨くんに手を差し伸べると何も疑わず手を握り返してくれた。そのまま彼を引っ張り立ち上がらせる。


『思った以上だったよ。
君の基本攻撃は呪具によるものになると思うけれど、呪具の扱いは教えて貰ったかい?』

「……えーと」

『教わってないんだな、まぁ基本が出来てないと教えるにも教えれねぇか』


すると、真希が次私な、と言ってきた。
でもちょっとこの子気になる。

とりあえずおもむろに彼の肩をガシッと掴みこちら側に寄せる。


『乙骨くんに呪具の使い方教えてくるから、真希はまた今度な』

「ちぇ」

『乙骨くん外に出んぞ』

「はい!」
__________________
「お疲れサマンサー!……あれ、Aは?」

「悟、アイツなら憂太と外出たぞ」

「え、何で」

「お前が呪具の扱いを憂太に教えねぇからだろ」
__________________
『まず、呪具に込める呪力だが、込めるだけ込めりゃいいってもんじゃない。
呪具にも容量があるからな。』

「容量?」

『まぁ何か細い管を想像してくれ、ソコにゆっくり水を流すか、一気に勢いよく入れるかの違いだ。』

「一気に入れると管はもたない?」

『そう、ま、見せた方がはえぇか、この木の枝に今から一気に呪力を込める』


拾った木の枝に呪力を一気に込めると、耐えられなくなった木の枝はその場で弾け飛んでしまう。


『まずゆっくり少量を流し、慣れさせる必要がある。乙骨くんのその呪具は半端なもんじゃないからそう簡単には壊れないだろうけどね』

「あの、芥さんの呪具って何なんですか?」

『俺?俺は、こうやって、呪力固めて武器作るから特定の呪具を持つことは少ねぇよ』

「それって誰でも出来るんですか……?」

『出来ない、俺は天与呪縛でこれが出来るから、
まぁ、乙骨くんはこんなもの使えなくても十分強くなる素質はあるから頑張れな』

「!はい」

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雪だるま - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年4月10日 15時) (レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月6日 7時

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