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『あ、そうだ。相田先輩、仮入部期間もうすぐ終わりますけど、本入部届けって』
「本入部届けね…はい、今書いてくれてもいいわよ?」
『……?大我が受付は月曜の朝って言ってましたけど』
「あーー、あれはアレ。これはこれだから」
『説明になってませんけど……まぁ、じゃあ今書きます。』
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そして、月曜の朝になる。
面倒だと思いながら列に並び時間になるのを待っていたが、突然上から「1-B 5番!火神大我!」と聞こえる。
見上げると、柵の上に、大我がたっていた。
相田先輩が言っていたのはあの事か、と納得する。
「キセキの世代を倒して日本一になる!」
そう言い切る大我を見てフフ、と笑いがこぼれる。
『期待してるよ』
何より、今の赤司のスカした顔を焦る表情にしてやりたい。あぁ……楽しみで楽しみで仕方がない。
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『相田先輩、アレ私もやりたかったです』
「アラホント!?」
『青春って感じで好きですよ。キラキラしてて』
まぁ結局、屋上での宣言が禁止されたため、やらせて貰えなかったけど。
『そういえば、写真どうでした?あんまり動画じゃないので迫力は減っていると思いますが』
「いや全然よ!むしろ凄いくらいだわ。キセキの世代の練習風景なんて持ってるの大牟田さんぐらいなんじゃ?」
『まぁ、普通は撮らせてくれませんからね。私はコネ持ってましたから。』
修造兄さんがいなくなったら撮れなくなるって最初は思ってたし、まさかあそこまで仲良くなるとは考えもしなかった。
「大牟田さんから見て彼らはどう思うかしら」
『…バスケ部でも無かった人間に聞きますそれ』
「それでも三年間キセキの世代を見続けたんでしょ?」
『……今では彼らの誰一人に勝てないでしょう。
でも、彼らに勝てる力を持ってるのは確かです。』
これからもっとこのチームは強くなる。
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彩弥 Ayami(プロフ) - 突然のコメントで申し訳ないんですがすごく面白いので更新楽しみにしてますね! (2021年7月16日 7時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
兎 - 更新楽しみにしてます!! (2021年2月20日 3時) (レス) id: 4dd6643142 (このIDを非表示/違反報告)
みうmiu - 更新〜〜〜〜 (2020年11月16日 10時) (レス) id: c3eee88dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杜若 | 作成日時:2020年10月4日 19時