第四章 幼少期 ページ7
引き続き鯉伴Said
あれから数日。Aはすっかり元気になったがやはり、心配な事もある。
そして、Aの事もわかったところがある
ブンッ!ブンッ!
ギィ……
『ハァ…ハァ…』
「よォ!!頑張ってるじゃねーか」
『鯉伴さん。ハァ………ハァ………』
こいつが鍛練熱心な事……今も素振りをしていた
「一日くれェ休んだらどうだ?」
『……腕が鈍るから嫌だ』
それいこいつはほとんど無表情。……笑った顔も泣いた顔も見たことがない
『……まぁ、もうこれで今日は終わりだし、”父さん“今日も話、聞かせて。』
「い、今、父さんって……」
言ったよな!?言ったよな!?初めて言ったよな!?鯉伴さんじゃなくて父さんって!?
『………言ったよ?だって、俺の父さんだから』
「Aー!!!」
『父さん。大好きだぜ?』
オレ……今スッゲェ嬉しい……親ってこんなに喜ばしいのか……
『行こ?』
「あぁ」
_______
「――――で、―――――…―――」
『…ジー(キラキラ』
そして、オレの妖怪についての話が好きらしい……
親父の話も好きらしいが…「鯉伴さんの話が一番好き」とはっきり言ってくれた
オレ、もう死んでもいいと思った。
「――――……これで終わりだ」
『ありがとう父さん。』
あの頃より心を開いてくれたとは思うが………
雪女「A様ー!」
『ビクッ(サッ』
雪女「ガーン……」
オレや親父、鴆達以外にはなつかない事だ……
あの場にいた四人、オレ、親父、鴆、首無のみなついている。
雪女達は猛烈アピールを繰り返しているが、Aはすぐ、オレの後ろに隠れるか、逃げる。
雪女「シュン…」
『…ジー』
「ハハハッ。懲りないな〜雪女」
雪女「二代目〜どうやったら二代目みたいになつかれるんですか〜」
「……オレに聞かれても」
『ジー…(ナデッ』
雪女「!?/////」
Aが雪女の頭を撫でた
『…………友達……なりたい。』
雪女「わ……私もなりたいです〜!お嬢!」
『……よろしく。つらら』
雪女「!!は、はい!!」
……照れ隠しだったのか
雪女が戻った後、Aに聞く
「友達が欲しかったのか?」
『うるひゃ……うるさい』
噛んだww可愛い
『…………コテッ』
「!」
オレの肩に頭を乗せて眠るA。ホント可愛い……
オレは優しくAを撫で、一緒に縁側で眠った。
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マッキー(プロフ) - 続きが読みたいです!もう更新しないんですか? (2019年10月7日 11時) (レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
はろー - なにげに文豪キャラの名前出てる! 更新頑張って!! (2018年3月26日 22時) (レス) id: efcd350317 (このIDを非表示/違反報告)
シノギ(^o^)オワタ(プロフ) - 皆様のお陰で再開することが出来ました。大変遅くなりましたが応援してくださりありがとうございます! (2018年3月6日 16時) (レス) id: d0bed8f722 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2018年1月25日 8時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - 続きがすごく楽しみです!!頑張ってください♪ (2017年11月26日 21時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 x他1人 | 作成日時:2016年12月19日 1時