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Aside
結果的に、五人は見事戻れることが出来た。
戻った瞬間、「やっぱり自分の身体が一番だヨ〜」と私に抱きついてきた覚。
ぶれないなお前。
「はいはい、離れろ覚。ていうか、お前らのせいで私無駄な労力使いまくったんだよね。ねえ、少しは労いがあってもいいと思わない?ってことでゴリゴリ君奢って」
「アレ、Aってそんなこと言う人だったっけ?」
こちらとら体力的にも精神的にも疲れてんだよ。それくらいで許してやるんだから可愛いモンでしょ。
「イライラしているAさん....、はあ....マジで神ががってる.....尊い......」
「白布、心の声ダダ漏れだぞ」
「うるさいです瀬見さん、黙っていてくださいよ。今俺はAさんを目に焼き付けているんですから。瀬見さんが視界に入ると邪魔です」
「お前本当かァいくねえ!!」
賢二郎と英太は相変わらず仲良しだね〜、いやー見ていて微笑ましいよ〜、うんうん。(適当)
お互い見つめ合っちゃってー、なになに?恋の始まり?恋の始まりですか?わー、お幸せにー。
「あ、ごめん間違えた。私だけじゃないよ。若利とか獅音とか隼人の分も。ちゃんと買ってね、覚」
「え〜、何で俺ばっかりに奢らせようとするの〜?」
「え、何?何か文句でもあるの?」
ギロッと睨むと、覚は恍惚とした表情で「Aちゃんの頼みならしょうがないなあ、」と手を握ってきた。
触り方がいやらしい。変態親父みたいで気持ち悪い。
「こら天童。そろそろ体育館閉めないといけないから、皆帰る準備しろよー」
隙あらばセクハラまがいなことをしてくる覚にイライラし始めた私の心情を察してか、助け舟を出してくれたのは獅音だった。
さすが獅音。心の中でグッジョブ!と親指を立てる。
「じゃ、今日はコンビニ寄って帰ろっか。覚さん、ゴチになりまーす」
後に、覚が金欠だったことが判明するが、太一にお金借りようとしているところを私が取り押さえて、きちんと4人分払わせましたとさ。圧倒的ハッピーエンドでちゃんちゃん。
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ジョン岡田 - この作品も他の作品もとても面白いです!出来ればでいいんですが魔入りました入間くんのイフリート・ジン・エイトとムルムル・ツムルとイポス・イチョウのヤンデレできませんか? (6月7日 12時) (レス) @page33 id: 60d9cbf677 (このIDを非表示/違反報告)
うらら - めっちゃ面白いです!月一で読んでます! (2022年8月26日 20時) (レス) id: c548be024e (このIDを非表示/違反報告)
しらすちゃん - ぐっ……しらす先輩が神格型ヤンデレなのは尊いです、本当にヤバいです。太一くんはヤンデレになったら余裕であんなことやこんなことをしてきそうだから、真面目にヤバかったです。何周巡回すれば気がすむんだ私…! (2021年1月25日 17時) (レス) id: 3d9f573800 (このIDを非表示/違反報告)
紅威 - 返信ありがとうございます(泣) (2018年6月26日 0時) (レス) id: 82777b4911 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 紅威さん» 謝る必要なんてないですよ!コメありがとうございます! (2018年6月25日 17時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴリラ好きの人間。 | 作成日時:2016年12月3日 9時