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夕日 10月 ページ10

その頃の屋上。

黛side

はぁ、私は何をやってるんだろう。

私は屋上に居た。

征十郎くんと別れた後
入れ替わりで今前に居る数人の男女が入って来た。

男1「放課後、屋上に来いよ。」

「何で。」

男2「俺らに逆らうわけ?」

「…………」

女1「大丈夫、私達が連れてくから。」

男1「絶対だぞ。」

女1「分かってる、

アンタ、ちゃんとついて来なさいよ。」

「………」

女2「何か喋れば?」

「早く行ったら?

授業に遅れて叱られるの、あんたらだけだよ?」

男3「はぁ?

ウゼェんだよ!お前!」


ドカッ

私は、脇腹を蹴られた。

「ごほっ、ゲホッゴホッゴホッ」

咳が止まらない。

男1「じゃあな、



絶対、来いよ。」

そいつらは保健室から出て行った。

________________________

_______________


_____そして、今に至る。


はぁ、いっそ死のうかなぁ。

男1「おい、何してんだよ」

男は震えた声で言う。

相当、私がして居る行動に驚いたのだろう。

え?私は何してるかって?



屋上から飛び降りようとしてんの。

だって、死ねばいいじゃん。


そう言われたから。

「あんた達が死ねばいいって言ったんだ。

だから、私は



________________死のうと思う。」

だって、こんな価値の無い人間

必要無いでしょ?

要らないでしょ?


_____死んだ方がマシでしょ?



なら、死ぬよ。


ガシャン

屋上のドアが開く。


黒子「蒼征さん!?」

「テツ?」

そこには、黒子テツヤが居た。


黒子「何やってるんですか!?

早く、こっちに来て下さい!」

テツは、

必死に私を呼び戻そうとして居る。

女2「何なの?あんた

勝手に何言ってんの?
コイツが死ぬって言ってるんだから

死なせれば良いでしょ?」

男1「おっ、おい、」

私を屋上に呼び出した男女は

数人は驚いて居る奴も居れば、放心して居る奴、

私の行動に動じない女。


嗚呼、色んな表情。


「殺せば?


それだけ、人を殺す覚悟が出来てるんでしょ?




私を、殺してよ。


ね?



出来るでしょ?


散々、私に死ね
死ね言って来たんだから。

その邪魔な奴が居なくなるチャンスだよ?」

女2「いっ、良いわよ!

やっ、やってあげる!」

「ほら、早く。」

その女の手は震えていた。

「なに?


でき無いの?」


女2「でっ、出来るにきっ、決まってる!」

男2「おっ、おい、」


ドンッ







私は、背中を押されて、





身体は宙に浮いた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:モノノベ | 作成日時:2018年6月17日 14時

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