悪令嬢はドＳご主人様に愛されてます。【瀬名泉】

知らなかった。 ページ27

司said



〜IN弓道場〜


ﾊﾟｰﾝ！

月永「ｽｵｰ、見たか俺の素晴らしい弓の速さ！」







朱桜「はい！leaderは本当に尊敬する騎士です！…弓道だけですが。」





月永「だろ？もっと褒めても良いんだぞ？俺はあの蓮見敬人に勝ってるからな！ｱﾊﾊｯ☆」





蓮見「おい聞こえてるぞ、そこ。」





朱桜&月永「ｷﾞｸｯ！」






…蓮見先輩は地獄耳ですね(苦笑)まぁ、想像はつくのですが。







蓮見「(ﾊｧ……全く。……度し難い。」








ｶﾞﾗｯ







その時突然弓道場の扉が開く音がした。








衣更「すいません、失礼します！弓弦いますか？」





朱桜「衣更先輩？」






そこには資料を持った衣更先輩がいました。







伏見「どうかなさいましたか？衣更様。」







衣更「良かった、いた！あのさ、さっきこの資料返すのわすれ……って副会長！？何故ここに！？さっきまで生徒会室にいたはずじゃ…！」






蓮見「？俺は約２時間前からずっとここにいるが？」






衣更「え！？」







蓮見&伏見&朱桜「？？」
月永「ﾌﾌﾌｰﾝ♪…あ、蝶々だ！インスピレーション浮かんでくる！……書ける、書けるぞっ！今なら名曲が書けるっっ！！」







朱桜「………leader、空気を読めまでは言いませんがとりあえず黙って頂けますか？」





月永「ﾌﾌﾌｰﾝ♪………ﾌﾌﾌｰﾝ♪」









………完全に自分の世界に入っていますね。





こうなったら作曲が終わるまで待つしかないようです。






衣更「さっき、Aさんの懲戒処分にするかどうかと言って生徒会室にAさん呼び出して俺に出ていけって……さっき会話したばかりなんですけど……鍵も閉めてましたよね？」







え、お姉様が！？








朱桜「お姉様は無事なのですか！？」







衣更「………多分大丈夫だと思うけどなぁ………」






朱桜「ｸｯ？………(ﾊﾞﾝｯ！」









衣更「ちょ、朱桜！？」




伏見「……これは次の展開が楽しみですね。」




蓮見「…とりあえず、朱桜にAのことは任せることにするか。」

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