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1話 ページ3

No side


〜♪〜〜♪


『うぅ〜……あれ…もう昼だ…』


枕の脇で聞きなれた音楽と共にブーブーと鳴るスマホを止めてAは体を起こした。


カーテンを開けると太陽は既に真上にあり、スマホの時間を表す数字は12時を示していた。


『…今日は1時から水無瀬さんのとこだったっけ。』


今日のスケジュールを思い出しつつ寝間着から私服に着替え洗面所で身だしなみを整える。



平日のこの時間は二郎、三郎は学校。一郎は下の階にある萬屋の事務所にいるためAが一人だけだった。


顔を洗ったり寝癖を直したり、アイロンやらメイクをし終えるとAはそのままリビングへ向かった。



「おう!おはようA!つってももう昼だけどな!」


『……』



誰も居ない。


いつもは確かにそうだ。


しかし萬屋の依頼が少ない日の昼はこうして一郎がご飯を食べに帰ってきていることも稀にある。


一郎「飯食うか?朝の残りの魚と味噌汁もあるぜ?」


『…いらない。私今日バイトだからもう行く。』


軽くなにか食べようと思っていたAだったが兄の顔を見るとくるりと向きを変えた。



一郎「またか?バイト先が落ち着くってのも分かるが少しは学校にも……」


『うるっさいなぁ!!あんたはなんにも知らないんだから黙っててよ!』


一郎「おいA!お前その言い方はないだろ!」


毎度同じ言葉をかけられる事にイラついたAは一郎の言葉を無視してバッグ片手に家を出て行った。

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琳檎(プロフ) - しれっと更新再開します…。これからもよろしくお願いします…( ._. )" (6月20日 22時) (レス) id: 2253c94c55 (このIDを非表示/違反報告)
琳檎(プロフ) - 嵯峨野 繆謎さん» お久しぶりです。( 'ω')ノほんとに遅くなってすみません、こんなに早くにコメント下さって泣きそうな位嬉しいです!!! (2020年8月22日 0時) (レス) id: 2253c94c55 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野 繆謎(プロフ) - やっと更新されたあああ!ずっと待ってました!! (2020年8月21日 23時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
琳檎(プロフ) - 叶芽さん» コメントありがとうございます、続きだすの遅くてごめんなさいね(´;ω;`) (2020年8月21日 23時) (レス) id: be3a7aa177 (このIDを非表示/違反報告)
叶芽 - 続きが気になりました!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年5月28日 17時) (レス) id: ab515b650e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琳檎 | 作成日時:2020年4月13日 1時

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