山田家長女の私。【ヒプノシスマイク】

10話 ページ12

一郎side


食器を台所に置いたAは、俺の話を聞かずにリビングから出ていってしまった。



一郎「今から…誰に会いに行くんだ…？」


妹の交友関係は話してくれないためよく分からない。


変な輩とつるんで…もし危ない目にあったらどうする？

暗い夜道で変質者に襲われたら？



うだうだ考えるのは男じゃねぇが…


危なっかしいこいつの事となるとどうしても不安が募る。



止めたらまた自由を奪うなだとかいって喧嘩になるのは目に見えているが、


それでももっと言うべきかとリビングを出れば、丁度玄関に立っているAと目が合った。


一郎「…な、なぁA。」






『…3時までには帰る。会いに行くのも一郎がよく知ってる人物。じゃ、これ以上そんな捨てられた犬みたいな目で見ないでよ。キモいし。』


じっと俺を見て、諦めたかのようにそう言うと、Aはバッグを持ってくるりと向きを変えた。



一郎「そ、そうか！…行ってらっしゃい！」


ほんの少しだけだが、素直になってくれた妹が可愛くなって、後ろから頭を撫でてやると流石にその手は叩かれた。



『やっぱ言わなきゃ良かった。ほんとうざ…』


文句を言いながら出ていったAの顔は少し赤かった。


恥ずかしかったのか、嬉しかったのか、それとも怒りでかは分からないが…


一郎「そうやって俺の前で表情を変えてくれると…素直に嬉しいんだがな…」



いつからか不機嫌な顔しか見せなくなったあいつが、ああいう表情をしてくれるのは前より進展したって…


そう考えることにする。






⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰



Happybirthday!!!

十四くん！



今日はBad Ass Templeの四十物十四様の誕生日ですね！

ドラマCD聞いた時、歌はめちゃめちゃかっこいいのに泣き虫とかマジか！！この子こんな泣き虫なのかよ可愛いっっ
…ってなりました。


てかもう泣いてたら私がヨシヨシしてあげたい((


今日は他のメンバーに祝福されて幸せな日にして欲しいものですね…( ´艸｀)

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