成孔学園視察 ２ ページ22
倫Side
倫 「あれ？伸一君！！？？」
御 「？倫。知ってんのか？」
倫 「知ってるも何も、
シニア時代一年間バッテリー組んでたんだよ！」
御 「バッテリー組んで？・・・・・」
沢 「なんですと！？クリス先輩では！？」
倫 「クリスさんが卒業してからね」
倉 「どんなキャッチャーなんだ？」
倫 「どんな？？？？」
――回想――
倫 (え？さっきその球打たれたよね
このバッターに！なんでこの球！？)
(いやいや、さっきタイミング合ってたでしょ
このボール！)
「タイムお願いします。」
枡 「なんだよ」
倫 「なによ、今のリードは。
さっき打たれた球種に、
同じコースの球をもう一回要求するって！
さっきの打席、忘れたの！？」
枡 「あーこの間のせいで打ち取れなくなったな。
サインだしなおしするわ」
倫 「はぁ！？」
枡 「さっきの空気では打ち取れたけど、
今の空気では無理。」
倫 「な、なにそれーーーーーー！！！」
回想終了
遠い目をして昔を思い出す
本当に伸一君とは喧嘩しかしてなかった
倫 「あー懐かし。
ほんっと意味わかんないリードする
キャッチャーだったわ。
まったく意味のわかんないリードだけど、
なぜか打ち取れるというね・・・・・・。
バッティングもいいよ！選球眼がいい！
でも、伸一くんとバッテリー組んでる子大変そー。
なんか、苦労を語り合いたい！」
御 「意味のわかんないリードって？」
倫 「さっき打たれたボールとかを
ピンポイントでそのバッターに要求するの！
ほんとわけわかんないよー」
御 (打たれたボールを要求。
倫を立ち直らせるためか？
でも、あんま引きずるタイプじゃないような・・・)
倫 「ま、でもキャプテンやってるなんて
出世したじゃん。プレイ見るの楽しみ。」
倉 「ぶっちゃけ、倫から見て、
御幸と枡はどっちがうまいの？？」
倫 「・・・そりゃ、一也君でしょ。
リードもバッティングも。
これで負けたら投手の力の差だねー。」
御 「///////」
沢 「な！何をおっしゃいますか師匠！
わたくしが抑えて見せますとも！」
倫 「あははは。がんばって！
沢村君！降谷君！」
伸一君、懐かしいな・・・
後であいさつしに行こっと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rin
| 作成日時：2016年10月1日 11時
