検索窓
今日:13 hit、昨日:15 hit、合計:193,999 hit

御幸とキャッチボール ページ18

練習場


倫 「一也君とキャッチボールって、
実はあんまりないよね」


御 「確かに。
いつもあいつらがうるせーからなー」


倫 「あはは。
そろそろ、肩あったまってきた。
一回座って受けてもらっていい?」


御 「・・・・・座って受けるのは初めてだな。」


倫 「だね。よろしくお願いします。」


御 「よし、いつでもどうぞ。」


ドコッ


御 「(いいコースだなー)ナイスボー」


倫 「ほんと?ありがとー。
さすが一也君、ミットが大きく見えるわー」


バシッ


倫 「よし、次、縦スラ投げてみるね!」


御 「おう!」


バシュッ


御 (・・これが!)


倫 「こんなもんかー。
梅宮君はもっと曲がってるけど、
あたしの握力じゃ、これくらいかな。
どうぞー打席にたっていいよー」


御 「あぁ。」











御 「サンキュー。そろそろ上がろう。」


倫 「なんかこのボール使えそう!
今度試合で使ってみよっと。」


御 「まだ変化球増やすのかよ。
そのうちサイン覚えられなくなるぞ。」


倫 「そこまで馬鹿じゃないもん。」


御 「はっはっは。送ってく。
一緒に帰ろう。倫」


倫 「・・・うん。ありがとう」


倫Side


帰り道、あたしはいつもの様に
一也くんと並んで歩く


倫 「稲実、負けてショック??」


御 「うーん。」


倫 「みんなの前では、
次の相手に勝つのが大事って言わなきゃだもんね」


御 「倫は俺のことよくわかってるのな。」


倫 「・・・あたしがそうだから。」


御 「・・・・・・。」


倫 「リベンジは、来年の春ね。
その前に、鵜久森倒して甲子園行ってこよ!」


御 「・・・だな!」

哲に相談→←御幸と彼女



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rin | 作成日時:2016年10月1日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。