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宮「…ったく、仕方ねーな。」
高「それじゃ……カンパーイ!!」

ゴクゴクと飲み始める私達。これ、傍からみたらシュールじゃない?

木「お!小豆の粒も結構しっかりしてんだな。」
宮「確かに、飲みごたえあんな。」
貴「確かこのおしるこ、真太郎が好きなメーカーのです。」

高「真ちゃん、飲むの早ッ!!」
貴「ごちそうさまでした。」
高「Aちゃんも!!」

緑「いつも通りなのだよ。」

大「久しぶりに飲んだが結構美味いな。」
高「おっ!大坪サンもおしるこに目覚めたんすか。」
宮「あ?大坪は元々甘党だろ。そのキャラで。」
大「キャラは関係ないだろう。」

まぁ…その顔で甘党なのは少し信じられません…。

宮「…コレ、小豆全部飲みきるの無理だろ。出てこねーんだけど。」
木「オレも缶の底に残ってんな。」
緑「コツはいくつかありますが、缶を回しながら飲むのと、
 飲み口の下を凹ませるのがオススメです。」
大「ん?どういうことだ。」
貴「…つまり、飲み口の下部をあらかじめ凹ませておくと
 流体力学で小豆が流れやすくなるんです。」

高「ブッ!ホントだ!真ちゃんのもAちゃんのも、小豆残ってねえ!!」
貴「真太郎に教えてもらった。」

宮「そういう方法があんなら先に言えよな!オレ、もう1本!」
木「オレも試すぞ!」

とリベンジに燃える先輩方だった。お腹タプタプになりますよ?


貴「では、午後の最初のメニューは身体慣らしにスウィッシュをします。
 フリースローの確立アップは全員不可欠です。
 スウィッシュとはシュートがボードやリングにまったく当たらず
 得点を決めることですが、その状態を3点。ボードに当たって得点で1点。
 リングのみに当たって得点の場合を2点とします。
 これで全員、計11点になるようにシュートを決めてもらいます。」

木「得点の状況に応じて、狙いを変える必要があんだな。」

大「それが終わったら午前中に続き、フォーメーションやるぞ。」
『うっす』

最低回数で11点を獲得する真太郎。やっぱりすごいなぁ。
それに対抗する宮地先輩はボードに当たって最低回数にはならなかった。

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作者名:甘味処〜奏多〜 | 作成日時:2017年3月5日 10時

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