1−5 ページ5
宮「…ったく、仕方ねーな。」
高「それじゃ……カンパーイ!!」
ゴクゴクと飲み始める私達。これ、傍からみたらシュールじゃない?
木「お!小豆の粒も結構しっかりしてんだな。」
宮「確かに、飲みごたえあんな。」
貴「確かこのおしるこ、真太郎が好きなメーカーのです。」
高「真ちゃん、飲むの早ッ!!」
貴「ごちそうさまでした。」
高「Aちゃんも!!」
緑「いつも通りなのだよ。」
大「久しぶりに飲んだが結構美味いな。」
高「おっ!大坪サンもおしるこに目覚めたんすか。」
宮「あ?大坪は元々甘党だろ。そのキャラで。」
大「キャラは関係ないだろう。」
まぁ…その顔で甘党なのは少し信じられません…。
宮「…コレ、小豆全部飲みきるの無理だろ。出てこねーんだけど。」
木「オレも缶の底に残ってんな。」
緑「コツはいくつかありますが、缶を回しながら飲むのと、
飲み口の下を凹ませるのがオススメです。」
大「ん?どういうことだ。」
貴「…つまり、飲み口の下部をあらかじめ凹ませておくと
流体力学で小豆が流れやすくなるんです。」
高「ブッ!ホントだ!真ちゃんのもAちゃんのも、小豆残ってねえ!!」
貴「真太郎に教えてもらった。」
宮「そういう方法があんなら先に言えよな!オレ、もう1本!」
木「オレも試すぞ!」
とリベンジに燃える先輩方だった。お腹タプタプになりますよ?
貴「では、午後の最初のメニューは身体慣らしにスウィッシュをします。
フリースローの確立アップは全員不可欠です。
スウィッシュとはシュートがボードやリングにまったく当たらず
得点を決めることですが、その状態を3点。ボードに当たって得点で1点。
リングのみに当たって得点の場合を2点とします。
これで全員、計11点になるようにシュートを決めてもらいます。」
木「得点の状況に応じて、狙いを変える必要があんだな。」
大「それが終わったら午前中に続き、フォーメーションやるぞ。」
『うっす』
最低回数で11点を獲得する真太郎。やっぱりすごいなぁ。
それに対抗する宮地先輩はボードに当たって最低回数にはならなかった。
30人がお気に入り
「黒子のバスケ」関連の作品
気になるあの子のいろんな表情〈黒子のバスケ反応集〉
【赤司征十郎】赤司くん"だけ"を愛しています。【共依存】
お人好しは誠凛高校のマネージャーになる!!ーAnother Worldー
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:甘味処〜奏多〜 | 作成日時:2017年3月5日 10時