双子の片割れ2 (ページ47)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:77,254 hit

82 ページ47

「ならあんたの側にも私達がいてあげる」

ナツキ「は？」

だったらきっとversion2は一人じゃない。

「あんたはナツキの一部、私達はそれでもナツキを愛してる。

だから、あんたの事も愛してる」

ナツキ「.....俺っちの事もたまには呼んでくれる？」

「呼んであげる、絶対に」

ナツキ「わかった、ナツキに体を返す。

もし、寂しくなったら俺っちがナツキに訴えるから、呼んでよ！」

「必ずね」

私の一言でversion2は消え、ナツキが戻ってきた。

ものすごくうるさいけど。

ナツキ「A！！無事におわった？」

「うん、勿論。

version2との会話聞こえてた？」

ナツキ「うん！俺っちはこいつと一心同体だからね。」

「じゃ、戻ろうか。

もう戦いは次々と迫ってるし。」

2人で階段を登る間、誰の戦いかは分からないが色々な声が聞こえてきた。

優「おせぇよ」

「どこまで進んだ？」

優「カンクロウのやつは棄権したぜ」

「ふ～ん、これも何か関係あるのかもね」

ナツキ「ナルト～」

ナルト「ナツキ！どこ行ってたんだってばよ！」

ナツキ「お前に恨みがあるんだよ！

誰のこと落としたの～？」

ナルト「わるかったってばよ...」

そんな2人のやり取りから目を離しテマリとシカマルの戦いを見ていた。

シカマルのI.Qはシカクさん譲りか。

テマリもテマリで強いし。

優「シカマルの負けだな」

「よくわかるね」

優「チャクラがもたねぇだろ」

優の言う通り、シカマルは負けた。

「じゃ、ここから2戦とも私と優だね」

優「頑張りますか！！」

ゆっくりと優は立ち上がり、背伸びをした。