双子の片割れ2

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ナルトの試合が終わったのを見て、私達はそれぞれ呟いた。

「勝った....」

ナツキ「勝ったね〜」

優「まじかよ...」

驚いたのは内緒。

まさか、本当にネジに勝つとわね。

しかもナルトボッロボロ。

「次はナツキ...ね。」

チラッとナツキに目を向ければ、嫌な顔をしていた。

「ん、ネックレスとるから」

ゆっくりと手をナツキの首に回してネックレスを外した。

優「あー、やだやだ」

シカマル「何してんだ？」

優「んーや、何も」

隠し切れてないとは思うが、私達からはナツキの正体は言えない。

ナツキ自身が誰かに話さない限り、私達は口外しはしない。

帰って来たナルトは私たちの側でニヒッと笑った。

「おかえり、そしておめでとう」

ナルト「サンキューってばよ！俺ってば勝っちまった〜」

優「ケッ、チビのくせに」

ナルト「ムキッ！！俺よりチビな奴はどうなるんだってばよ！」

ナツキ「それ俺っちのこと言ってんの？」

そう、ナルトよりちょっと背の低いのはナツキである。

ナルト「うげ...ちげぇよ？！ほらさほらさ、木の葉丸とか....」

ナツキ「うそ！！」

ナルト「早く試験に行ってこいってば！」

そのままナツキを下におとしたナルトを見て、私達はちょっと驚いた。

「これ絶対帰って来たら怒られるやつじゃん」

シカマル「めんどくせぇ....」

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