双子の片割れ2 (ページ35)

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術を使わせる暇がないくらいにしてあげるよ。

私は見えないところで印を結ぶ。

まぁ、正確に言えば床にトラップを仕掛けた。

イコール私はここから動けない、向こうが先に動けばドカーンってね。

「早く来なよ、弟くん」

幸いこの弟はレオンよりさらに弱い。

頭のキレも悪い。

引っかかるのはわかっている。

レイ「オラァアアア！」

叫んで一目散に走っているが、そこにはトラップだらけだよバカ。

レイ「え？」

ピピピ....ドカーンッ！！

レイ「グァッ！！」

「おー、まさかここまで馬鹿とは思わなかったや」

建物の中には大きな音が響き渡る。

煙の中なら外からなにも見えない。

ので、私は釜を出してレイの心臓にぶっ刺した。

そしてすぐに閉まった。

煙が晴れた時にはもうレイは死んでるんだからね。

私はニヤリと笑った。

私は先ほど立っていた場所に戻り、煙が晴れるのを待った。

晴れていけば周りの目は驚きの目。

そりゃそーだ、なにが起こっていたのかわからないんだから、なのにレイは死んでいるんだもんね。

ハヤテ「ッ！！....勝者！A！！」

私はゆっくりと階段を登る。

レオン「貴様....よくも僕の弟を！！」

「なに？まさか自分だけがそんな事されたと思ってないよね？

私がいましたのって、あんたと同じ事だよ」

レオン「うるさい！！これで終わると思うなよ！貴様は必ず僕がぶっ殺す！」

「そら楽しみだ」

私はまた１つ微笑みを落として、戻った。