双子の片割れ2 (ページ17)

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全員が志願書を出し、席に着いた。

席はバラバラだが、私の隣はシカマルだった。

シカマル「Aか」

「がんばろーね」

シカマル「あぁ」

私はナルトの方に目を向けた。

今だに落ち込んでるよ。

勉強教えてあげればよかったかな？

ま、ナツキも心配だけどね。

あいつもナルトと同じ馬鹿だからね。

優は心配ないでしょ、あいつも頭のキレがいいからね。

イビキの声で一斉にみんながペンを走らせた。

さて、優の事だ作戦でも考えてるんだろう。

優が目線でナツキに合図を送り、ナツキは目を瞑った。

私と優は眼鏡をかけた。

ナツキのピアスにカメラを仕込んでいるからメガネに答えが届くようになっている。

外からじゃ見えないが、中からは見える。

ナツキは風を使って他の答えを暗記して書いたものを私達に送る。

ま、これで第一試験は合格間違い無い。

かれこれ時間がたった。

10問目の時が来た。

その時トイレに行っていたカンクロウが帰って来た。

イビキ「フッ、お人形遊びが無駄にならずに済んだな」

バレてんじゃん。

これで失格になられたらこちとら迷惑すんだけどね。

我愛羅に頼んでることあるし。

イビキ「まぁいい、座れ」

見逃してあげるのね、これまた優しいイビキちゃん。

ま、優とナツキのおかげで答えはかけたし、10問目ね。

何組以上も失格になった。

まぁ、次で脱落者は増えるだろうけど。

試験室にいるみんながイビキの話を真剣に聞いた。