嫁いだ先は【波羅夷空却】

嫁ぎ先17 ページ18

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｢ごめんくださ〜い！｣





境内の外から声がする

あ、もしかして四十物さん...！





『空却さん、私出てきますね』


｢おう、頼むわ｣





昨日聞いた感じだと歳も近いらしいし、仲良くなれたらいいなぁ





『はい、どちら様で...』




扉を開けると、そこには黒髪に金のメッシュを入れた人がいた


この人が四十物さん...？

思ってたより背も高いし、格好もなんか怖い、、





｢うぇ！女の人！？！場所間違えた！？｣


『あ、えっと、、波羅夷空却の妻の波羅夷Aといいます』






波羅夷って名乗っちゃった、、

今更だけどなんか恥ずかしいな





｢つ、妻！？！奥さん！？空却さんに！？！！え！？｣



ほんとに空却さん何も言ってなかったんだ...




『えっと...とりあえず中にどうぞ』






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





｢我はロマンと黄昏のボーカリスト、四十物十四だ｣



『は、はぁ...』



｢初対面の奴にはこうするんだとよ。慣れたら普通になるから安心しろ｣



｢ハッハッハ。我がマスターよ、その言い草だとまるで我が普通ではないみたいではないか｣



｢普通じゃねぇだろ...いいから喋り方戻せ｣



｢いった！！叩かないで下さいよ！！｣






ちょっと変わった人だな...

でも悪い人ではなさそう、、




『改めまして、波羅夷Aといいます。よろしくお願いします』



｢よ、よろしくっす｣



｢つーわけだ。んじゃ、早速修行始めるぞ。まず初めは雑巾がけだ｣



｢最近そればっかじゃないですか！！空却さんがサボりたいだけでしょ！？｣



｢ばーか雑巾がけは基本中の基本だ。文句言わずにやれ｣



｢酷いっすよー...｣






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めちゃくちゃ不定期更新で申し訳ないです

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