ドラコの限界オタクちゃん~3~【ハリーポッター】 (ページ10)

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♡♡♡

そんなことを考えてると上から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

｢今るあって言った？｣

そういって3つの顔をだした後、バタバタと騒がしく音を立てながら階段を降りて私の近くまできた。

｢るあ！？何でここに！？｣

『サプライズ！』

驚いてるけど嬉しそうなハーマイオニーとハグをしたあと、寝癖がついているのを見つけて直すように手で髪をとかした。

でてきたのはハリー、ロン、ハーマイオニーだけで多分みんなはまだ寝てる。

まってみんな寝癖ついてるじゃん。なに寝起き？

｢窓に君のフクロウが居たときは僕飛び起きたよ｣

｢2人に叩き起された時は何事かと思った…｣

おっどろき、なんて言いながらまだ眠そうなロン。

｢るあ、あなたどうやってここまで来たの？｣

『あ～歩きだよ！』

なんか富士山登った感覚だったな。登ったことないけど。

まあ痩せるしいっか、なんて思っているとみんなが目を見開いて驚いていた。

｢歩きで！？ここまで！？おっどろき…｣

｢きっと昨夜からでとっても疲れたでしょう？ゆっくり休んでいきなさい｣

『ありがとうございます！』

♡

おまけ

am5:00。モリーとアーサーを除いてウィーズリー家とハリー、ハーマイオニーはまだ夢の中。

そんなみんなのもとに手紙を咥えた1羽のフクロウが飛んできた。

ロンと同室のハリーは何かを叩く音に目が覚め、机に置いてあった眼鏡をかけて辺りを見渡した。

するとくちばしで窓を叩いている雪のように真っ白な羽毛と青い瞳のフクロウが視界に入った。よく見るとハートの首輪がついてある。

まだ起きたばかりで視界がぼやける中、フクロウが手紙を咥えているのに気付いたハリーは慌てて窓を開けてフクロウから手紙を受け取った。

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みんなへ

まじ急でごめんなさい！
凸り今向かってます～♡

るあより
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一見迷惑極まりない文章だが、彼女らしいとつい笑みがこぼれる。

そう思ったのも束の間、ハリーにある疑問が生じる。彼女は日本へ帰国したはずでは、と。日本にいる彼女がフクロウで手紙をイギリスまで送る事はまず無い。

そして、今向かっているという文字。彼女は今、どこで何をしているのだろう。自分の間違いでなければ、彼女はここに来るのかもしれない。

そう解釈したハリーは居ても立っても居られなくなり、ロンを叩き起こそうとした。

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