【呪術廻戦】もう既に獄門彊に人が入ってた件。

episode.16 ページ16

◇貴方side



夏油「お勉強かい？」


「うん、話せても読み書きができなくては不便でしょ？」


てれび？というものは面白い。どうが？を撮り流している、と教わったけどこれがまた不思議で。すまほ？でやって見せてくれたけれど仕組みがまるで分らない。しゃしん？もそうだ。何故あんな薄っぺらいものでこんなものが出来るのだ……？


試しにてれびを見てみたけれど、何を言っているのか分からない場面が多々ある。このままでは外に出ても理解できなくて苦労する事があるだろう、だから少しでもこの時代に慣れなければいけない。


「カタカナがよく分からない」


一応私の時代にもカタカナというものはあったけれど、知らない単語がこの時代には溢れかえっている。


といれ？とか、そふぁー、とか。てれびの他にも、この家の中にあるものも分からないものが沢山だ。


因みに、悟が私の為に墨と筆、その他諸々を用意してくれてお勉強をすることが出来ている。そんな私が書いた紙を彼は不思議そうにまじまじと見ていて。


夏油「高専とかにある昔の文献とか読むのに少し苦労をするんだ。君だったら簡単に読めるだろうね」


もしそういった場面があったらお願いしよう、と言っていて。と言っても、私はそう言った機会は滅多にないだろうけれど。と笑っていた。


そういう事ならいくらでも持ってこい。


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