episode 47 ページ47
◇貴方side
紅炎「お前のあの剣術、見たことがない」
「あ、あぁ。あれは日本に伝わる剣道というものです」
紅炎「剣道…………」
「日本には、�猊霪鮫瓩箸いΔ發里�あります。自らの身を守り敵を倒すための技術に、その技を磨く稽古を通じて人格の完成をめざす、といった道の理念が加わったものです。
剣道の他にも、柔道、空手道、弓道などがあります」
紅炎「ほぅ、興味深いな」
この人、自分の知らないものに貪欲すぎ。知ってはいたけれど、別世界の情報を教えたらこんなに喜ぶとは。
紅炎「お前、こんなに技術があるのなら何故あの国にいるのだ」
「え？」
紅炎「凜民王国。ここより東ではは遠すぎる」
「……………………………そうですね。まぁ、私が死にそうになったから。ですかね」
紅炎「死にそうになった………？」
「はい、あの世との境目まで行きました」
まぁ、嘘じゃないな。あの世に行く前に睡蓮が拾ってくれたし。
紅炎「何故だ、と聞きたいところだが、どうせこの先を聞けば答えないのだろ？」
「まぁ、そうですね」
紅炎「ならいい、聞かん」
「ふふっ、ありがとうございます」
紅炎様最高。マジ感謝。なーんて考えてたら、隣から腕が伸びてきて。私の頭をふさふさ撫でているではありませんか。
「あ、の……///」
紅炎「寂しいか」
「…………………え？」
紅炎「祖国の話をしている時、そう感じた」
「……………」
違う、というと嘘になる。全然違う世界にこれだけいると、日本が恋しくなって。
まぁ、死んじゃったんだから戻るなんて出来ないことは分かってる。けど、絶対に忘れない。私の生まれ育った故郷なのだから。
「……………ありがとう、ございます///」
紅炎「礼を言われるようなことはしていない」
え、何この優しい人。
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ゆきな☆(プロフ) - アメジストさん» 初めまして、コメントありがとうございます。とても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2021年1月17日 7時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト(プロフ) - はじめまして！(^^) 面白くて一話を読んだ瞬間、星10を押して、お気に入りに登録してしまいました。w これからも応援してます！更新頑張って下さい！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: d53da3229c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - しゅーがさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張ります！ (2021年1月14日 13時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しゅーが - マギ大好きなので本当に嬉しいです！これからも応援してます！ (2021年1月13日 21時) (レス) id: 836c6276bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな☆
| 作成日時：2020年12月22日 20時
