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第百九十三夜 ページ46

◇貴方side



あれから、ズタボロ寸前まで闘ったけれど何も変わらなく終わった。


その後、夜になってもなかなか眠れなくて外に出た。


今日は綺麗な満月。丁度いい冷たさの風が吹いていて気持ちいい。


丁度良いところに腰を下ろした。


「どちらも愛す、か………」


?「あれ、A?」


後ろから声をかけられた。


「アレン君」


アレン「こんなところで何をしてるんです?風邪を引きますよ?」


「大丈夫だよ。中々眠れなくて」


アレン「イノセンス、ですか」


「聞いたの?」


アレン「はい、リナリーから聞きました。勝手に聞いちゃってすみません」


「いいよ、別に」


そう言うと隣に彼が座ってきた。


「ねぇ、アレン君」


アレン「何です?」


「どちらも愛すって、どうすればいいんだろう」


アレン「イノセンスですか」


「うん。簡単に言えば、二股?」


アレン「二股……………まぁあながち間違ってはいないですが;」


アレン君の顔が一気に青ざめてきた。


そう言えばアレン君の師匠であるクロス元帥は大勢の愛人がいるからかな;


アレン「でも、難しく考えなくても良いと思います」


「え?」


アレン「僕の場合は、そうですね…………AKUMAと人間を愛そうと思ってます。右手で人を、左手でAKUMAを救う。それが僕の信念です」


AKUMAと、人間。


それは、すごく難しいと思う。


アレン君だから成し遂げられることだ。




.

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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです!頑張れんこん!ゆきな☆様! (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年1月26日 17時

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