【D.Gray-man】働く副料理長さん！！よんっ☆

第百七十四夜 ページ27

◇貴方side



昔、この世界とは違うもう一つの世界が存在していた。


その世界を造ったのは『神』


神は、「我々に似せて人を造ろう」と言い神の形にかたどった男と女の『人』を創造した。


最初に造られたのは『アダム』土の塵で造られた。


次に、『アダム』の肋骨から『イヴ』を造りだした。


『神』は二人を楽園に住まわせ、そこを耕し守るように使わされた。


そして園の木から木の実を取って食べてよいが、『善悪の知識の木の実』だけは食べてはならない、食べては死んでしまうと伝えた。







＿＿＿＿＿＿＿だが、後に二人は罪を犯してしまう。







『イヴ』の元に『蛇』が現れた。


蛇は言った。


「実を食べても決して死ぬことはない。それを食べると賢くなる」


『イヴ』は信じた。そして『アダム』にも勧め、二人で『善悪の知識の木の実』を食べてしまった。


二人は気がつく。自分達は悪を犯してしまったことを。


神は、二人をエデンの園から追放。


『アダム』は、この事を『イヴ』のせいにした。


『イヴ』は、『蛇』のせいにした。







お狐様「このせいで、アダムとイヴは争った。結果、イヴが勝利。アダムを殺した」


「それって、キューブに記してあった、」


お狐様「そう、70000年前イノセンス側が勝利したというのはこの事よ。でも、それによってその世界には終わりが訪れた」








神は、悪で満ちてしまったこの世を消すことを考えついた。


二人の子孫で、神に従順だった『ノア』に神は言った。


「巨大な方舟を造り、貴方の家族とあらゆる動物を二頭(雄と雌)連れて方舟に避難しなさい」


言いつけ通り方舟に移った後、洪水が始まり方舟に移った以外の全てが滅んだ。


キューブには、これを『暗黒の三日間』と記している。









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