55話 ページ7
「ん〜！やっぱりパンケーキは裏切らないっすね〜！」
「ちと何言っとんかわからんねんけど、美味しいのはわかるわ」
『確かに』
「ここ来て正解だったかも…！」
私達は新しくできたパンケーキのお店にいる
私が頼んだのは苺のパンケーキだ
「椎名さん、その量1人で食べるんですか？」
そう、椎名さんは1人で食べきれるかもわからないほど膨大な量を頼んでいる
しかもすべて大きめのサイズだ
注文しているときの店員さんの顔が驚愕していた
「大丈夫っすよ！なんなら、足りないくらいっす！」
(まだ食べるつもりか？)
そう思いながらもパンケーキをナイフで切り、それを口に運ぶ
「はー、なんか喉が渇くわ」
「こはくちゃんのって蜂蜜のパンケーキっすよね？」
「ああ、美味しいけど、蜂蜜って喉渇くもんなんやな」
『あ、じゃあ私の飲み物あげよっか？まだ一口しか飲んでないし』
「………」
私がそう言うと硬直するこはく君
『？』
首を傾げると
「あー……じゃあ、もらぅ…」
最後のほうはあまり聞こえなかったが貰うと聞こえたので、私が持っていた飲み物を渡す
「えっ…と」
『飲まないの？』
なかなか飲まないこはく君
少し急かすみたいになるが、飲まないのか聞く
飲み物を持ちながら固まる
ますます謎だ
こはく君がじーとしてると
「じゃあ僕も貰うっす」
こはく君の横から椎名さんが出てきて私の飲み物を飲んだ
「あ」
こはく君が声を漏らす
「すんません、僕も喉渇いて貰っちゃったっす」
『いえ…』
(てかよく考えればこれ間接キスじゃんか)
(全然考えもしなかったな)
まぁいいやと思いつつこはく君を見ると明らかに様子がおかしい
真顔だった顔が少し苦しそうな表情に変わっていた
『こはく君どうかした？』
聞いてみるとこはく君はハッとして元の顔に戻った
「すんまへん、やっぱり自分で頼むから大丈夫や…」
と言って飲み物を返される
『そお？』
そんなこはく君のことは気に止めなかった私はまたパンケーキを食べる
その横であんずちゃんが何を考えているのかも知らずに
＿＿＿＿＿＿
無理矢理感あるけど、気にしないでね
(*ﾉω・*)ﾃﾍ ←
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて嬉しいです！🥹オチアンケートのほうもありがとうございます！ (2022年12月30日 23時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました！ (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年12月30日 21時
