【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍 (ページ32)

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68話　カロリーの塊ページ32

『いやぁ、ホントにすごかったね皆！！』

「ああ。これで部員が増えれば良いんだが......｣

ドンマイ錆兎、おそらくそれは望み薄だ(良い笑顔)

ポン、と肩を叩けば不満そうな顔でこちらを見る錆兎。その手には、大きなトロフィーの入った袋がぶら下がっている。

あのまあ、実は...........錆兎個人戦も優勝したんだよね。

無一郎君は惜しいとこまで行ったんだけど、三年のでかいのに負けてしまった。その後錆兎がソイツを負かしてたからざまあみろと思った(性格悪)

『ウチの剣道部強すぎな？？もう.....ファンクラブ作る』

「部員は？｣

『........皆は私が独り占めしたいから誰もいれない！部員数一人！！』

「気持ち悪っ｣

『有一郎君？？』

仕方ないだろ皆可愛いんだから！？どうするんだよ周りが皆の可愛さに気づいてしまったら、ダメだよそんなの！！皆は私のもの以外にはなっちゃダメだからｯ(？？？)

部分的にヤンデレっぽくなったけど気にしない。

あとさっきから有一郎君の冷たい視線が刺さってる痛い、視線の温度が氷点下行ってて風邪引くわ.....(え)

そうしてブラブラ街を歩きながら帰っていると、無一郎君があるお店の前で立ち止まった。

『ん？無一郎君どした......あ、タピオカだ』

「美味しそうだなって。飲んでいこうよ｣

クイッと私の服の裾を引っ張る無一郎君。ちょ、無理可愛すぎてノックアウト済みなんだけど((

『んー.......寄り道はなぁ......まあ、ちょっとなら？』

「案外チョロいね｣

『おっとー？』

今無一郎君のお口から不穏な言葉が聞こえてきたけど気のせいかな？？？うん？？？？

悲報、無一郎君かなりの確率で腹黒。(気づきたくなかった事実)

うん、まあ、可愛いから良いけどねｯ！！

『あ、皆は？なに飲む？』

〈わかる組の方たち〉
「僕は....うーん....何にしようか迷うなぁ｣

「俺は無一郎と同じの。正一は？｣

「あ、じゃあ俺はタピオカミルクティーで｣

〈わからない組の方たち〉
「タピ.....？｣

「一度テレビで見たような.....いわゆるカロリーの塊か？｣

「わぁ、世間ではそんなものがあるのですね....知らなかったです｣

.........そっかぁ、知らないかぁ(察し)

まあ、冨岡先生も錆兎も流行とか興味なさそうだしね。千寿郎君もあんまり知らなさそう。

あと錆兎、とりあえずカロリーの塊とかいう認識は止めよう？？？？(涙)