54話 お怒りやぁ... ページ17
有一郎君はさっと無一郎君の側に行って大丈夫か!?と声をかけている。
.....あれ私は....?(困惑)
うん、弟が心配なのはわかるけどね。私も心配してほしいなって。少しで良いから。
全く私の方に来る様子がない有一郎君に一人悲しみを噛み締める。噛み締めたくはないけど!嫌だけどねこんなの!!でも誰も来てくれないんだよ泣いて良い!?!(悲しみ)
「あの!お怪我はないですか?す、すみません....私を助けに来てくださったばかりに」
『あ、いや!全然!私ほぼ何もしてないし。お礼は黒死牟センパイと無一郎君に言いな?』
「いえ、貴方にお礼がしたいんです!本当にありがとうございました」
とりあえず弟君の健気さに胸押さえたよね(尊い)
ニコッて!笑顔で!自分も涙目なのに!私の心配を!もう良い子過ぎて死ぬくらい死んだ(?)
もうなんかその優しさに感動して泣けてきたので顔を手で覆うと、や、やはり怪我が....?!って少しアワアワされる。
うん......尊いですありがとうございます......(死)
「まあ.....気を落とすな......有一郎が電話してきたとき、かなり焦っていた....」
『は、はぁ。それがどうかしました?』
「"Aと無一郎が危ない、助けに来てくれ".....とな....」
顔を覆っている私に黒死牟センパイは肩をポンと叩く。慰めは要らねぇよ......と思ったけどバリバリ要りましたありがとう。(笑顔)
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そして、四人と別れて家に帰った私に_______この日最後の難関、伊黒さんのお説教が待ち構えている(震え)
ど、どどどうしよう絶対怒ってる、六時に帰るって言ったのに現在時刻は七時過ぎ!!もはや恐怖を感じなくなってきたわ....うん.....(重症)
震えながらインターホンを押す。いや私家の鍵持ってないんだよねあはは。全く笑えねぇよ。
ピンポーン、
一度だけのインターホンが鳴り終わるか否か。
それくらいの速さで、扉は開かれた。
『あ、え、伊黒さん....?あの、すみません。お、遅くなっちゃって』
「お前」
『ヒャイなんでしょう!?!』
口を開いた伊黒さんに驚いて返事をすると、そのまま体を引き寄せられる。
..........ん?
「どれだけ、心配したと....本当に、良く生きて」
『え、あ、』
「また失ったのかと、思ったんだからな......」
震える体に抱き締められて、私は何分もそこで動けなかった。
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セブンス・エイカン(プロフ) - 点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。さん» 21才組(冨岡、伊黒、不死川)の3人ですね(キメ顔) (2021年5月4日 18時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。(プロフ) - セブンスさんの推しキャラは誰っすか?わいは胡蝶三姉妹ですっ (2021年5月4日 0時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 宙さん» かもしれないですねwwwwコメントありがとうございます! (2021年2月4日 23時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - 夢主冨岡さんの言葉足らず写った?w (2021年2月3日 21時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 永久さん» 炭治郎マジで自覚なしで赤面狙ってくるのヤバイよね(((((作者死亡のお知らせ (2020年2月2日 23時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン x他2人 | 作成日時:2020年1月3日 23時