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9話 ページ10

桃井「ちょっと大ちゃん!」



青峰「あ?んだよ」



桃井「何よその量!そんなに食べる気!?」



青峰「ちげーよ、夜バス用の飯だわ」





 





 





夜バス…






 




青峰「Aも今日来るか?萌音も来るってよ」



 





 




 


ドキッ



 





 



『ううん、今日はもうシューティングしたし
塾の宿題もやらなきゃいけないから』





青峰「あー、そっか」




 





 






何度も何度も断ってるのに誘ってくる大輝






きっと誘われなくなったときが






私が大輝に見放されたときだ




 





 






青峰「やべ、もう行くわ。じゃな!」







 




そういうと楽しそうな顔で






私たちを置いて走り出す大輝







私もそんな風になりたかった







あの時のせいでそうなれなかった






 




 



 







___だからしょうがない





 





 









 




ぽんっ







 




後ろから肩に手を置いてきたのは









『赤司くん?』









なんか、がんばれよ、みたいな顔で






え、待って何その顔腹立つ









『ちょっと!そんな哀れな目で

見ないでくれます!?』







紫原「Aちん、これあげるよ」





『んな同情の品いらんわ』





桃井「A、私たちはAの味方だからね!」





『気持ちは嬉しいけど…!』





緑間「何やってんだお前ら」





『君は少し黙ろうか。うん』









ここにいる鈍感メガネ以外の人は




みんな私の恋路を知っている







 





 



誰にも言ってないはずなんだかどね…

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作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年4月23日 20時

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