◇100話 ページ20
〜リコside〜
リコ「あ、すみません、相田Aの家族の者です」
青峰くんも別れたあと
病院へ足を運んだ
「Aさんですね。今、緊急治療室にいますので案内します」
Aのいる場所へ近づいて行くに連れ
緊張と不安は増していき
鼓動がどんどん早くなる
…青峰くんといた時、よくあんな冷静でいれたわねアタシ
「こちらです」
リコ「ありがとうございます」
火神「カントク!」
リコ「火神くん、Aの付き添いありがとうね」
火神「そんな、全然…」
リコ「Aは………
っ!!」
ガラス越しに中が見える
沢山の管がAに繋がれていた
ああ、変わってあげたい
きっと、まだまだやりたいことあるでしょ
大好きなバスケから離れるの
死ぬほど辛かったでしょ
もっと笑って
泣いて
怒って
恋をして______
あの日
鉄平たちにバスケ部へ誘われる前の
ただただ生きていた
目的も目標も無いまま
過ごしていた日々を
この子にあげたい……
もっと、生きてほしい
リコ「A……死んじゃ嫌ぁ…」
火神「っ…」
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あっぷるな(プロフ) - ニッシー(=´∀`)さん» 返信遅くなってごめんなさいm(_ _)mありがとうございます!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: 1f5db6c565 (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀`)(プロフ) - 大好き (2018年7月25日 15時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2017年11月11日 18時