【青峰大輝】教えて。キミのこと3【黒バス】［完］

◇99話 ページ19

リコ「もー。落ち込むなって言うのも無理な話
かもしれないけど、気にしなくていいわよ」


青峰「そんなの…」







無理に決まっている








リコ「これはアタシの憶測だけど、A は
きっと、青峰くんと1on1をしたかったのね
だから、無理矢理でも何でもないわ
これは、Aが自ら選んだ結果よ」

















何でそう言えるんだよ



オレへの同情か？



慰めのつもりか？














リコ「あの子ね、一回黄瀬くんと1on1することになった時があったの」



青峰「黄瀬と…！？」



リコ「まあ、これはAの意思っていうより
成り行きでなっちゃった感じだけどね
それでね、Aは身体の負荷を最小限にして
戦ったの。これがどういう意味かわかるかしら？」




青峰「……オレとの1on1は本気で…」











この人が言うように


本当にAの意思で


オレと1on1を…











リコ「そういうことよ。あら、話し込んだら
もうこんな時間ね。帰りましょうか。
パパたちにはアタシが上手く話しとくわ」



青峰「ありがとう、ございます…」



リコ「何かあったら連絡するわ。じゃあ」













話を聞いても



気にしなくていいとわかっても



モヤモヤは消えないまま



心は空っぽ



何も考えたくない



今は



何も＿＿＿＿＿＿

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