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第233話 ページ30

万事屋side

新「そんなこと言って出てきたのはいいですけど…心当たりとかあるんですか?」



銀「あいつにとっての1番の敵は誰だ?」



神「…小町とか言ってた女じゃないアルカ?」


神楽の言葉に、銀時はそういうことだ。と返した。



銀「あいつが連れ去った可能性はあるだろ。

……港。


可能性としてはそれが大きい。


真選組が探してわかんねぇなら、船はついてない。


今は、コンテナの中ってとこか。」



新「でもなんで船なんですか?」


銀「あいつ、春雨や鬼兵隊と協力してたからな。」



そこまで言うと、2人も理解したのか、ゴクリと息を飲んだ。



銀「真選組を人質に取られてるんだろ。


新八、沖田くんに伝えてこい。まだ近くにいるはずだ。


神楽、他の奴らにも協力を仰げ。」



神「あいあいさー!」


新「分かりました!」


銀時はそうかけて行った2人を見送ると、頭をかいた。



銀「何隠れてんだ、出てこい。」


?「へ、なんだバレたか。」


銀「……お前だろ、こんな依頼送り付けてきたの。」



路地裏から出てきたのは、桜色の羽織を着た男。



?「ご明察。久方ぶりだね、銀時。」



銀「そりゃこっちのセリフだ。

処刑されたはずの、



立花千代晴(・・・・・)くん。」



参ったと言わんばかりに笑った、千代晴は銀時をまっすぐと見つめた。



千「銀時なら、きっと分かると思ってた。ありがとう。」

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作者名:Rukapyon | 作成日時:2023年11月10日 18時

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