質問. ページ32
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「じゃーね!A!」
「はい!ハンバーグ頼みます!」
「こんの…、最後までハンバーグかよ!」
今日の日程も終わり稲実のみなさんがバスに乗る
稲実のみなさんって結構大人っぽかったり。
いや鳴さんが幼いだけかそっかそっか
「んじゃあな、Aちゃん」
「あ、カルロスさん!また!」
なぜかカルロスさんと仲良くなった
なんでだろう、鳴さんに対する態度とか?(笑)
「じゃーね!一也!今度は三振に打ち取るから!」
「早くバス乗れよ」
なんかすごい大人
鳴さんと比べたら何倍も大人だ一也先輩。
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「よし、行くか!」
「はい!」
今日の日程が終わり約束通り一也先輩と夕ご飯を食べに出かける。どこ行くのかなーってすっごく楽しみにしてたり。
「前に倉持とラーメン屋行ったんだけどすっげえ美味くて!…ラーメンでいいか?」
「ぜんっぜんいいですよ!」
一也先輩の口からラーメンとかなんか新鮮な感じがする
栄純にいつも俺先輩な、とか言ってるイメージ
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「あれ!メガネの兄ちゃん!また来たんか!」
「おーおっちゃんこんばんは!」
「あれ、もう1人のヤンキーっぽいやつ一緒じゃねぇか」
え、なになに。一也先輩ここのラーメン屋のおっちゃんと仲良くなってる!
「いやー今日は、…マネージャー連れてきた」
「おお!マネージャーかあ、いいねえ高校生!」
ラーメンをぱっぱっと手際よくお湯をきるおっちゃんはすごくいい人そう
「おーあんたかマネージャー!」
「あ、はい!初めまして!倉瀬 Aと申します!」
「そんな固くなくていいぞ!ゆっくりしてけ!」
「はい!!!」
なんていうんだろ、本物のおっちゃんって感じ
すっごい話しやすいしこういう人好きです
「なに頼む?」
「えーっと、…」
何にするのか悩むけど、1つのメニューを2人で見てるわけだからなんか距離が近いっていうか、不意にもどきどきしてしまう。
「わ、私、とんこつラーメン!」
「じゃあ俺、しゅうゆ!」
「あいよ!!!」
そう言うとおっちゃんは手際よくラーメンを作り始める
大変そうだけど楽しそう、やってみたいなぁ、なんて思っていると隣から「なぁ」と声が聞こえた。
「…Aは鳴のこと、どー思ってる?」
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作者名:りた。 | 作成日時:2018年9月30日 18時